BLOG

ブログ

外国語でリスティング広告を出稿しよう!海外リスティングの課題と運用ノウハウを解説

2021-11-10

CIO(最高情報責任者)
髙山 博樹

お客様より以下のような内容をご相談いただく事があります。
・海外に向けてリスティング広告を出稿したい
・日本にいる英語圏、ポルトガル語圏などの外国人向けにリスティング広告を出したい

外国語でリスティング広告を出稿する際の考え方は、「日本にいる外国の方に向けて」「海外に向けて」とインアウトどちらでも基本的には同じです。

外国語でリスティング広告を出稿する場合、言語の違いが大きな障壁となりますが、それ以外にも気を付けるべき点があります。

本記事では、外国語で広告を出稿する際に気を付けるべき点とノウハウについてご紹介します。

1.リスティング広告とは?

リスティング広告とは?

リスティング広告とは検索エンジンでの検索結果に対して広告を配信するもので、クリックされると費用が発生するクリック課金制(PPC)広告になります。
リスティング広告について知りたい方は、下記の記事でリスティング広告について詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。



2.外国語リスティング広告のメリットと課題

外国語リスティング広告のメリットと課題

2.1 メリット

英語などの外国語で外国語リスティング広告を行うメリットは、 日本にいながら海外向けのマーケティングを展開できる点です。 また、英語のみでリスティング広告を出稿する場合は、複数の地域に同時配信できる点もメリットになります。

日本や海外に向けた外国語リスティング広告は日本から出稿する事が出来ます。以前は、海外へアプローチするために、海外出張や拠点の設置などを実施する必要がありましたが、新型コロナウイルスの影響もあり従来と同様の手法をとることが出来ません。現地に赴くことなく外国人ユーザーへアプローチする事ができるので、外国語リスティング広告は有効な手段となります。

リスティング広告そのもののメリットですが、自社商品や関連するキーワードを「検索」しているユーザーに対して広告を表示することができます。特にGoogleは世界中の国々で高いシェアを占める検索エンジンで、様々な国のユーザーと企業との窓口です。Googleの検索エンジン上で自社商品をアピールできれば、より多くの集客効果を上げることが出来るでしょう。

2.2 デメリット(課題)

デメリットは基本的にはありませんが、以下のような課題があります。

■言語の壁

外国語でリスティング広告を出稿するためには、 まず言語の壁を越えなければいけません。 英語圏以外の地域に配信するとなると翻訳のハードルは高くなります。英語は世界でおよそ20%程度の方に利用されていますが、現地の言語を使用したほうが確実に反応率は高くなります。

人口が多い国上位10か国の母国語を見てみましょう。

国名人口母国語
中国約13億人中国語(簡体字)
インド約12億人ヒンディー語
アメリカ約3億人英語
インドネシア約2.5億人インドネシア語
パキスタン約2.5億人ウェルドゥ語
ブラジル約2億人ポルトガル語
ナイジェリア約2.1億人英語、ハウサ語、ヨルバ語、イボ語
バングラディシュ約1.7億人ベンガル語
ロシア約1.5億人ロシア語
メキシコ約1.3億人スペイン語
引用:国連人口基金「世界人口白書2021」

英語の利用者数は多いのですが、上記のようにほとんどの国では英語以外の母国語が存在します。英語ならまだしも現地の言語で翻訳するのは難しく、翻訳会社に依頼すると費用が発生します。コストカットのためにGoogle翻訳などの翻訳機械を使用すると、言い回しや表現のニュアンスが異なり、ユーザーに違和感を植え付けてしまいます。この違和感は企業への印象を悪くするだけでなく、クレームに繋がるケースもあるので、慎重に行う必要があります。

■検索エンジンの違い

外国語でリスティング広告を行う際の壁には、言語以外に検索エンジンの違いというものがあります。世界的なシェアで見るとGoogleが最も多いのですが、 国によって親しまれている検索エンジンがあり、Google検索エンジンの利用率も異なります。

国名検索エンジン特徴
中国Baidu中国で70%のシェアを占める最も利用されている検索エンジン
ロシアYandexロシアでGoogleとトップを争う検索エンジン
韓国NaverGoogleに次ぐシェアを誇る検索エンジン
ベトナムCocCocダウンロードや予測変換など機能が充実している

検索履歴の全く残らない、プライバシーに特化した検索エンジンの利用率の高い国もあります。ターゲットとなる国の検索エンジンについても事前調査を行い対策を立てましょう。

■検索語句の違い

国ごとに文化や習慣が異なるのと同様に、 検索習慣も異なります。例えば、日本人の場合、東京のランチ営業をしているお店を検索する際の検索語句は「東京 ランチ」「都内 ランチ おすすめ」といったように単語とスペースを組み合わせて検索する事が多いと思われます。その他の国や地域でも同じとは限りません。調べたい内容の文章をそのまま入力する場合やスラング(現地用語)を使用して検索する場合もあります。そのため、ターゲットとしている国の国民性や政治状況、時差などを把握して広告を出稿する必要があります。

3.外国語リスティング広告のノウハウ

外国語リスティングのノウハウ

外国語リスティング広告の課題を解消するためのノウハウをご紹介します。

3.1 必ずネイティブの方が翻訳を行う

2.2の「言語の壁」で解説したように日本人が他の母国語を機械的に翻訳することにはリスクがあります。そのため広告を出稿する広告文の翻訳は、必ずそのターゲットとしている国のネイティブに行ってもらいましょう。
違った表現やキーワードで広告を配信し、効果がでないで終わればまだしも、クレームに繋がり評判を落とす可能性があるため重要なステップとなります。

3.2 ユーザーの購買行動の違いを調査する

2.2の「検索語句の違い」で解説した内容以外にもターゲットとしている国のユーザーのインターネット上での行動についても違いがあります。例えば、ネット上で比較検討をしっかり行うユーザーが多い国や情報量は少なく訴求内容のインパクトで反応しやすいユーザーが多いなどがあります。そのため、広告文を翻訳するだけでなく、ターゲットユーザーの行動パターンを把握した上で、訴求内容に反映させることで広告の効果を最大化できます。ヒアリング等を通して可能な限りターゲットユーザーの行動パターンを調べて、広告戦略に活かしましょう。

3.3 広告キャンペーンは国ごとに分ける

配信したい国が複数存在する場合は、広告キャンペーンを分ける必要があります。国が異なると時差の違いやクリック単価、コンバージョン率の違いがあるからです。
同じ英語圏の場合でも同様です。国ごとに広告キャンペーンを分けることで、クリック率やコンバージョン率の最適化を行い、適切な分析ができるようになります。

4.まとめ

外国語リスティングについてのまとめ

いかがでしたでしょうか。
リスティング広告は移動が制限される中で海外に向けてマーケティングを行う際に有効な手段となります。

ナウビレッジでは外国語リスティング広告について日本語でのリスティング広告と同様に、広告戦略の設計から広告文作成、配信設定、運用までトータルサポートできる体制を整えています。

もちろんネイティブによるキーワード・広告文の翻訳も可能ですので、ご興味がありましたらご相談くださいませ!