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【人材紹介会社様向け】アフィリエイト広告の効果と進め方

2022-04-05

執行役員
田開 友規

人材紹介会社の求職者集客において、アフィリエイト広告は効果的な手法である一方、始め方がややこしく、着手しにくい点があります。

本記事では、

・アフィリエイト広告の導入を検討している
・スカウトやIndeed以外の集客手法を検討している
・アフィリエイト広告の効果性を知りたい

といった人材紹介会社様に向けて、アフィリエイト広告の効果と進め方を解説いたします。

1.アフィリエイト広告とは

アフィリエイト広告の仕組み

アフィリエイト広告はWeb広告の一種です。
広告主、ASP、メディアという三者間のやり取りで行われる広告です。

広告の仕組みとしては以下のようになっています。

①メディア(アフィリエイター)が自身のブログやWebサイトに広告主のサービスリンクを貼る
②ブログやWebサイトの閲覧者が、そのリンクを経由して広告主のサイトで商品を購入する
③メディアは購入数に応じた成果報酬を広告主から受け取る

ASP(Affiliate Service Provider)は、広告主とメディアのやり取りを繋ぐ仲介者であり、世の中に数多くあるメディアと広告主の接続をスムーズにする役割を担っています。

2.人材紹介会社にとってのアフィリエイト広告とは

アフィリエイト広告のメリット

人材紹介会社がアフィリエイト広告を行う際は、求職者がよく見ているメディアに自社サービスのリンクを設置し、自社サービスの登録を狙っていく形になります。

例えば、「20代におすすめの転職エージェントランキング○○選」といったタイトルの記事は、転職意欲の高い求職者がWeb上でよく見ている記事になります。

こういったランキング記事は、「人材紹介 ランキング」といったワードで検索した際に、GoogleやYahoo!で1ページ目に表示される記事であり、数多くのメディアが執筆しています。

そういったエージェント利用に積極的な人が検索して見るであろう記事を掲載するメディアに、自社のサービス登録ページを設置いただき、サービス登録数を増やすことが狙いとなります。

「人材紹介 ランキング」という検索ワード以外にも、

「転職エージェント おすすめ」
「転職エージェント 評判」
「転職エージェント 口コミ」

といった検索ワードで表示される記事は、求職者が検索する可能性が高く検索量も多いため、狙い目になります。そういった記事を掲載するメディアとアフィリエイト広告で繋がることができれば、そのメディア経由で大量の求職者登録が見込めます。

3.人材紹介会社におけるアフィリエイト広告の効果

人材紹介会社がアフィリエイト広告を行う効果は大きく4点あります。

①期待できる集客数が多い
②資産性がある
③成功報酬である
④悪評対策になる

3.1 期待できる集客数が多い

弊社でマーケティング支援をさせていただいている人材紹介会社様の中には、アフィリエイト広告経由の月間の求職者登録が1,000名を超えるところも存在します。

「転職エージェント おすすめ」という検索結果で1位表示されるような記事は、月間で数万~数十万回閲覧されており、
そのうち数百名が一つのエージェントに登録する、といったボリューム感になっています。

それだけWeb上で「転職エージェント おすすめ」というような検索キーワードに自社サイトのリンクを張ることは、効果が高いということです。

「転職」「就職」のような大きなライフイベントの意思決定には、「おすすめ」「ランキング」「口コミ」といった第三者の情報を収集したいニーズがあり、
アフィリエイト広告はそういった大きなニーズに根差した集客手法といえます。

3.2 資産性がある

二つ目の効果として「資産性」があげられます。

ここでの「資産性」は
・手を動かさなくても集客が生まれる
・急に無くなったりすることがない
・登録に繋がらずとも、認知効果を発揮する
ということを意味しています。

スカウト、Indeed、リスティング広告といった人材紹介会社の他の集客手法は、ある程度手を動かして運用/更新していかなければ集客効果は上がりません。つまり、社内のリソースをある程度使わなくてはなりません。

それに対し、アフィリエイト広告は基本的に一度メディアに掲載されれば、あとはほとんど何もしなくても集客が発生します。

また、メディアが急に無くなったりすることは基本的に無いため、集客がある日突然止まる、といったケースもほとんどありません。

加えて、メディアに掲載されれば、仮に自社の登録に繋がらずとも求職者は自社の名前に触れる為、認知効果の役割も果たします。

3.3 成功報酬である

三つ目は「成功報酬」である点です。

アフィリエイト広告は、メディア経由の登録に対して課金条件を設定することが可能であり、その条件を満たす登録に対してのみ、費用が発生する形になっています。

■課金条件の例

【課金対象】
・20~29歳の方
・希望勤務地が東京・神奈川・埼玉・千葉の方

【非課金対象】
・1世帯2回以上の申込
・メール及び、電話で連絡が取れないもの
・不備、いたずら、重複
・サービス利用の意思がない方
・リスティング違反の場合

メディアが過度に不利になる条件は設定できませんが、ある程度の範囲内で課金条件の設定が可能な為、広告費の先出しが必要な他の広告と違い、成果に対して確実に課金されることがメリットとなります。

3.4 悪評対策になる

4つ目は悪評対策になることです。

アフィリエイト広告を進めていくと、「転職エージェント ランキング」といった検索ワードだけでなく、「○○(貴社名) 評判」といった検索ワードで表示されるメディアの記事にも自社の情報を載せることができます。

こういったメディアは、検索結果の上位表示を獲得する力が強いため、「(貴社名
評判」と検索した際の検索結果の上位を占めていきます。

そうすることによって、自社の悪評サイトやSNSの悪評コメントがもし発生したとしても、良いことを記載してくれるアフィリエイト広告関連のメディアが、結果的に検索結果の上位を占め、悪評が目立ちにくくなります。

4.アフィリエイト広告の進め方

具体的にどのようにしてアフィリエイト広告を進めていくのか解説していきます。

大枠の流れは以下です。

①集客用のランディングページを用意する
②ASPを選定する
③ASPとの契約を行う
④成功報酬単価、課金条件を設定する、集客用バナーを用意する
⑤ASPの担当者様と相談しながら掲載してくれるメディアを増やす
⑥登録が発生した際は、その登録に対して金額を支払うかどうかの仕分け作業を行う
⑦成功報酬単価を調整して、メディアに交渉し、集客数を増減させる

4.1 集客用のランディングページを用意する

メディアに掲載される際に、自社のリンクを設置する必要がありますが、そのリンクは集客に特化したランディングページが推奨です。

HPのような、他にリンクがあるページではなく、集客に特化した最も登録率の高いランディングページにすることで効果が最大化します。

4.2 ASPを選定する

各ASPの料金形態

人材紹介会社が検討すべきASPは結論、以下の6つです。

・A8(株式会社ファンコミュニケーションズ)
・Afb(株式会社フォーイット)
・アクセストレード(株式会社インタースペース)
・バリューコマース(バリューコマース株式会社)
・PRESCO(株式会社セグメント)
・レントラックス(株式会社レントラックス)

それぞれが、メディアとのネットワークを保有しており、より多くのASPと契約したほうがより多くのメディアと繋がれる可能性が高まります。
※複数のASPと付き合いのあるメディアも存在するので、重複も発生します。

とはいえ上記の表のようにコストがかかるASPも存在するので、契約は精査しなければいけません。

結論としては、
・アフィリエイト広告に使用する広告費用が200万以下の場合
⇒A8、PRESCO、レントラックスと契約
・アフィリエイト広告に使用する広告費用が200万以上の場合
⇒6つのASP全て契約

といった形を推奨します。

A8はメディアとの契約数が日本最大級であり、見込める登録数も最も多いため、優先的に契約を検討したいです。

また、PRESCOとレントラックスは、初期費用も月額利用料も無料な為、リスクが無く、初期から契約しておいて損はありません。

4.3 ASPとの契約を行う

次に、選定したASPとの契約作業を行います。
サービスページから問い合わせを行い、指定された流れに従って進めれば完了します。

4.4 成功報酬単価、課金条件を設定する、集客用バナーを用意する

次に、特に注意して用意すべきものとして、
成功報酬単価・課金条件・集客用バナーがあります。

成功報酬単価はそのときの相場によって適正値が変わります。
そのため、相場を理解しているASPの担当者様に、獲得したい月次の登録数と自社内で定めている上限登録単価を伝え、自社にとって良い成功報酬単価を設定しましょう。

課金条件は以下を例に、自社が獲得したい人材層の条件をASP担当者様と相談しながら設定しましょう。

■課金条件の例

【課金対象】
・20~29歳の方
・希望勤務地が東京・神奈川・埼玉・千葉の方

【非課金対象】
・1世帯2回以上の申込
・メール及び、電話で連絡が取れないもの
・不備、いたずら、重複
・サービス利用の意思がない方
・リスティング違反の場合

アフィリエイト広告のバナーサイズ

集客用バナーについては、様々なメディアの形式に対応するため多くのサイズが必要になります。
どんなバナーデザインにすべきか?はASP担当者様と相談しつつ、上図のサイズを用意すれば基本的に全てのASPで活用可能です。

4.5 ASPの担当者様と相談しながら掲載してくれるメディアを増やす

契約作業や初期の条件設定が終わったら、メディアに掲載いただく段階に移りますが、基本的にはこの部分はASP担当者様が実施されます。

ただ、以下のようなアクションはASP担当者様のメディア開拓を促進するため、是非実施してみてください。
・自社サービスについての資料/情報を共有する
・初期のみ、成功報酬単価を2,000~3,000円程度上げる
・掲載して欲しいメディアをこちらからリストアップしてお渡しする
 ※メディアは自社と相性の良い検索キーワードから見つける

4.6 登録が発生した際は、その登録に対して金額を支払うかどうかの仕分け作業を行う

これまでの作業を行い、実際に登録が発生するまでおおよそ1か月~2か月かかります。

実際に登録が発生した際は、毎月どの登録に対して成功報酬を支払いするかを、課金条件に照らし合わせてし分ける作業が必要です。

こちらはASPと契約時にログインできるようになる、ASPシステムの管理画面上で容易に行うことが可能です。

4.7 成功報酬単価を調整して、メディアに交渉し、集客数を増減させる

登録が発生した後の運用を継続的に行っていきます。

主にできることは相場に合わせた成功報酬単価のコントロールです。
より集客が欲しい場合は、一時的に単価を上げたり、集客を控えたい場合は単価を下げたりし、細かい調整を行います。

定期的にASP担当者様とMTGなどを実施し、現在の相場と、目標を達成するために必要な単価の相場を把握しておくことをお勧めします。

既に掲載されているメディアに対しては、一つ一つどのような文言やバナーで活用して自社サービスが紹介されているか確認し、「この文章の方がより登録が生まれるのではないか」という観点でメディアに文章修正の依頼をASP担当者様を通して送ることも可能です。
この文言修正一つ一つが登録率に影響するため、自社サービスに詳しい方が文言チェックを行うことをお勧めいたします。

5.まとめ

いかがでしたか。振返りとしては下記になります。

・人材紹介会社にとって、アフィリエイト広告はWeb経由で求職者を獲得する有効な手段

・アフィリエイト広告は
①期待できる集客数が多い
②資産性がある
③成功報酬のため投資対効果が良くなりやすい
④悪評対策になる
といったメリットがある

・アフィリエイト広告の進め方として
まずはA8、PRESCO、レントラックスとの契約を推奨

・ASPとの契約後は、ASPの担当者様の指示に従いアクションを進めれば、1~2か月で実際の登録が獲得できる

・ASP担当者様に任せきりにならず、自社でできることを能動的に行っていく姿勢が重要

弊社では人材紹介会社様に対し、アフィリエイト広告の内製化支援や運用代行を実施しています。ご興味がありましたら以下よりお問い合わせくださいませ。

ここまでお読みいただきありがとうございました。