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メルマガ配信してますか?
メルマガはBtoBマーケティングにおいて欠かせない施策の一つです。
しかし、「どのようなメルマガが読まれるのかわからない」「メルマガの効果がわからない」といったようなメルマガの作り方からPDCAの回し方について課題や悩みは多いかと思います。
そこで今回は、まず読まれるメルマガを作るための7つのポイントを紹介します。
目次
1.メルマガは見込み顧客の育成ツール
まずメルマガという施策の立ち位置を把握しましょう。
下記の図のように、BtoBマーケティングにおいてメルマガは、リードナーチャリングの場面において効果を発揮します。
リードナーチャリングとは、獲得した見込み顧客(リード)の問い合わせや購入への意欲を高め、将来的な受注につなげていくマーケティング手法です。
メルマガは、プッシュ型のリードナーチャリングツールとして、配信先や内容、タイミングをコントロールすることができます。
2.メルマガの特徴4つ
前述のようにメルマガは、獲得したリードを育てることで売上に貢献させることができるツールです。下記のような特徴があり、比較的導入・運用がしやすいのでぜひトライしてみてください。
・導入ハードルが低い
・営業コストを押さえることができる
・見込み顧客を継続的にフォローできる
・PDCAサイクルを回しやすい
3.メルマガの開封率は15%以上を目指す。
一般的にメルマガの開封率は10%が目安になります。
よく読まれているメルマガは、15%以上の開封率となります。
開封率の計算方法は下記です。
開封率(%)=開封数÷有効配信数×100
開封率やクリック率を計測するためには、
HTMLメールとアクセス解析ツールやメール配信ツールを使用します。
開封率以外の指標も合わせてご覧ください。
4.読まれるメルマガを作る7つのポイント
4.1 ターゲットと目的を明確にする
まずはターゲットと配信の目的を設定します。
同業界でも企業によってセグメンテーションが分かれるケースもありますので、
どの粒度で配信するかあらかじめ決定しておきましょう。
配信ターゲットによって配信内容を変えましょう。その基準は、
ナーチャリングがどこまで進んでいるかで、2もしくは3段階で分けて考えましょう。
4.2 ターゲットとメッセージを合わせる
4.1 で設定した目的とターゲットに合わせてメッセージを考えましょう。
どの立場からメールを配信するかといったことも意識する必要があります。
また、全く関係ない内容や温度感の異なる内容を配信しては、
逆に悪いイメージがついてしまいますので注意しましょう。
4.3 「人」感を出す
件名やサブタイトル、導入文にはなるべく「人」感を出しましょう。
そうすることで親近感を感じるため、エンゲージメントを高めることができます。
できるだけ1対1のコミュニケーションであるかのように、「〇〇様へ」といった
文言も導入しましょう。
4.4 1メール1メッセージを徹底する
配信する目的やターゲットにもよりますが、基本的に1メール1メッセージとしましょう。
クリックしてもらいたいトピックがある場合は特に、1つのコンテンツに集中させ、
離脱率を下げましょう。
また、分析の観点からも複数のトピックが存在する場合、
どのトピックがターゲットに刺さったのか、刺さらなかったのか判断できなくなるため、
できるだけ避けましょう。
4.5 HTMLメールで作成する
メルマガはHTMLで作成しましょう。
4.3 で解説したように、通常のメールだと開封率やクリック率を測定することができないためです。
また、画像などの装飾を入れることもでき、読みやすくなります。
HTMLメールを導入する方法は、「自作」「無料/有料メルマガ配信ツール」の2つです。
4.6 件名、本文を読みやすく書く
件名は、ターゲットに開封してもらえるような興味を引く内容、コピーにしましょう。
本文は、章立てを行い、読みやすくなるよう、太字やテキストカラーを変えるなど工夫を加えましょう。
HTMLメールで作成すると、ついつい色をたくさん使ったり、
コンテンツを盛りだくさんにしてしまいがちですが、あくまで読みやすさ、1メール1メッセージを徹底しましょう。
4.7 見込み顧客にとって、役に立つ情報を提供する
内容がターゲットに合っているだけでなく、ターゲット(見込客)にとって
メリットがある、役に立つ情報を発信しましょう。
自社のサービスの紹介やお知らせなどPR色が強いものを何回も送付するとかえって悪印象を植え付けてしまいますので注意が必要です。
5.メルマガの中身と構成
・件名
件名は一目でどんな内容が書かれているメルマガなのかわかるものであることと、ターゲットが得られるメリットを記載することで興味を引くことが重要です。
・ヘッダー
ヘッダーには、画像やGifを入れ、文字情報のメルマガに魅力付けを行うことが大切です。
毎回同じ文言や画像を入れ、視覚的に覚えてもらいましょう
・リード文
導入部分では、「人」感が出るような「あいさつ」やリード文を記載しましょう。
・内容
読みやすくなるよう適宜改行を行い、アピールしたいポイントは太字にするなど
・CTA
メルマガを最後まで読んでくれた方に、次に何をしてほしいのかをPRする
・フッター
毎回同じ内容にして、配信元情報やメルマガ解除情報を記載する
6.読まれるメルマガのチェックリスト
ここまで読んでいただきありがとうございます。
今回は読まれるメルマガの作り方について解説しました。
あとは、実際に配信しながら貴社においてベストなコンテンツや配信時間、配信先の選定などを効果検証して貴社ならではのベストプラクティスを作り上げてみてください。
配信前にチェックしておきたいメルマガ配信のチェックリストを作成したので、
下記よりダウンロードしてメルマガ配信にお役立てください。