CASE STUDY
事例
業種:エンジニアのアウトソーシングサービス
従業員数:429名
課題:採用力の強化(中途及び新卒)
電気系・機械系CADの「運用の最適化」を、創業以来20年超の実績に基づく技術サービスで支援してい
る図研テック株式会社(本社:神奈川県横浜市)。
新卒及び中途の採用力強化に課題を感じ、採用LPの作成についての取り組みをナウビレッジと開始。
今回は、図研テックの採用を担う人事総務部 採用研修キャリアカウンセリング主任である宮東様にナウビレッジの支援を選択した背景や成果、今後の弊社への期待についてお話しを伺いました。
ずっと課題を感じていたが、手をつけられずにいた。
デジタル領域における採用マーケティング
ーまず始めに、お客様の役職と会社について教えてください。
図研テック株式会社人事総務部にて主任をしております、宮東と申します。
弊社は設計システム運用とハードウェア・ソフトウェア開発支援をトータルでサポートし、CAD/CAE/PLMなど設計ツール・システムの運用・管理や、メカ、電気・電子、LSI、ソフトウェア設計開発実務の両面からお客様の課題解決をご支援しております。
ー所属チームの職務と目標を教えてください。
所属チームでは主に中途、新卒採用を行っております。
例えば説明会やナビ掲載等、採用フェーズにおける全ての業務を一手に担っております。
年間で新卒採用25名、中途採用36名を目標に活動しています。
―当社ご依頼前は、どのような課題をお持ちでしたか。
年間の目標自体は達成していたのですが、2つの大きな課題がありました。
1つ目は採用においてWEB上での発信力が弱いこと
2つ目は業務の属人化していること です。
1つ目の「WEB上での発信力が弱いこと」についてですが、
これまで親会社のブランドに頼ってきた部分が大いにありました。
ただし、今後の人材不足を考えると、より質の高い人材から選ばれるよう、図研テックとしての採用力
を磨いていく必要があると考えておりました。
特に、現代における情報収集の中心である、WEB領域での発信力は見直す余地が大きくありました。具体的にはコーポレートサイトをはじめ、採用サイトやSNSなど、求職者が図研テックに興味を持つきっかけとなる情報や、少しだけ興味をもってサイトに訪れた求職者が「ここで働きたい」と思うような発信が必要と感じていました。
2つ目は「業務の効率化」についてですが、。
これまで、採用担当として説明会でのプレゼンや対面での会社の魅力アピールなどに磨きをかけて来ましたが、属人的なスキルとなっておりました。
採用規模を拡大するために、また、限りある担当者の時間をより重要な部分に投下できるよう、現在のノウハウを形式知化する必要を感じていました。
例えば動画によるツール化をすることで、直接稼働する部分を限定したり、また他のメンバーへのスキル移譲を早めたりするイメージです。
ただ、必要性を感じていても、WEB周りのノウハウが社内にはなく、何から手を付けたらいいかが、わかりませんでした。
弊社には広報、マーケティング部隊もありますが、非常に小規模で営業関連の仕事で手一杯になっていることもわかっていたので頼る部門がありませんでした。
そのため、最初から躓く絵が見えてしまい、中途半端になってしまうくらいなら手を出さない方がいいのではないかと消極的になっていました。
―当社をお選びいただいた理由を教えてください。
とはいえ、解決必須の課題であることは明確だったので、大手や前評判の高い企業、3社から見積りをとり、それぞれのお話を伺いました。
費用面ではさほど大きな違いはありませんでしたが、各社対応が大きく異なりました。その中で、ナウビレッジの青木さんは、他の企業と比較して、図研テックを理解してくれようとする姿勢がダントツでした。
私自身も元営業だったため、対応力の差がよくわかります。言い方は悪いのですが、ぬるい営業をされてしまうと冷めてしまいます。
青木さんは、弊社の課題をしっかりと理解し、長期的な目線で考えた上で、「いま必要な提案」をぶつけてくれました。
そのため、企業規模や前評判に関わらず、弊社の課題解決に対し、真摯に向き合って対応してくれると感じたナウビレッジさんを選びました。
ターゲットからの視点にこだわることで見えたベストなクリエイティブ
―当社の特徴は何だと思いますか。
「企業理解力」「ディレクション能力」「クリエイティブ力」の高さです。
採用側の想い、現場の想い、求職者の想いなど、複雑な情報を言葉や図に変換する能力がダントツでした。
議論で詰まった時に、論点を整理してくれたり、わかりやすい例をあげていただくことで話し合いが進んだ場面が何度もありました。
また、繰り返しにもなりますが、会社説明した時の前のめり感はすごかったです!
学生や求職者たちも含めて、これまであんなに質問してくる方はいませんでした。笑
本当の意味で「弊社のことを知ろうとしてくれているんだな」と感じました。
また、ペルソナを設定するために、実際に入社した社員へのインタビューを実施するなど、一次情報を得るために貪欲にヒアリングをしてくれていた印象でした。
他のWEB制作会社だと、そこまでやってくれる印象がなかったので、この金額の中で、そこまでやってくれるのかと驚きました。
そして、情報収集の結果を、アウトプットである採用LPにしっかりと落としこまれている点がさすがでした。
入社後ギャップを緩和するための「社員の声」や、より求職者との距離を近づけるための項目構成など、細部に至るまで目的意識をもって設計、ライティングしてくれました。
また、今回のプロジェクトの範疇にとどまらず、図研テック目線でそれ以外の分野にまで、真剣にアドバイスいただけたのが非常にうれしかったです。
―今後、ナウビレッジにどのようなことを期待していらっしゃいますか?
動画の制作、広告運用など採用における効果的な手法はもちろんですが、
その他にも、組織におけるチームビルディングまで幅広く相談もさせていただきたいです。
―宮東様から見て、ナウビレッジはどんな会社におすすめできますか?
ずばり時代についていくことができていない中小企業だと思います。
昭和感漂うWEBサイトになってしまっているなど、実は中の社員はちゃんと気付いていて、課題意識があるんです。
自分たちの会社の顔であるHPが時代遅れになっているのは、やはり社員にとっても悲しいですからね。
ただ気が付いていても、期待される効果を上手く伝えられず、上層部に理解してもらえなかったり、改善したいけどそのノウハウがわからない、そういう企業にとって非常に有益だと思います。
自分たちと同じ目線で課題に向き合い、目的や計画をしっかりと示して進めてくれるのが、ナウビレッジさんの良いところだと思っています。
私たちのように、未開拓の領域に踏み込むことに躊躇している企業様の場合でも安心してお任せできるのではないでしょうか。
図研テック株式会社
HP:https://www.zukentec.co.jp/
業種:エンジニアのアウトソーシングサービス
従業員数:429名