CASE STUDY
事例
東海エリアを中心に人材紹介業を展開するみらい人材サポート株式会社様。
ご依頼を頂いた当初は、自社集客強化を目標にさまざまなWebマーケティング施策を実行するものの、思うような結果に繋がらないことに課題を持っていらっしゃいました。
大手求人媒体のスカウトに依存する事業モデルから脱却し、自社集客を強化したいという思いを受け、LP制作/Google広告/Meta広告/アフィリエイト広告の内製化支援を2022年9月より開始しています。
今回は、代表取締役の伊藤様とマーケティング担当の田中様に、当社へデジタルマーケティング支援を依頼いただいた背景や効果をお伺いしました。
東海地方No.1を目指してスピード成長中
― まず、ご所属と事業内容について教えてください。
(伊藤)みらい人材サポート株式会社 代表取締役の伊藤です。愛知、岐阜、三重県の東海エリアを中心に人材紹介事業を展開しています。
(田中)同じく、みらい人材サポート株式会社マーケティング事業部の田中です。
― 会社全体としての目標とマーケティング事業部としての目標をそれぞれ教えてください。
(伊藤)当社は2014年に設立して以来、順調に規模を拡大してきました。現時点では、2027年に年間総売上3億円を達成することをひとつの数値目標として掲げています。
(田中)マーケティング事業部としては「みらい人材サポート」のブランド認知の向上と、集客面の強化の両軸に力を入れています。まずはより多くの方に当社を知っていただき、広く転職支援に携わっていきたいです。将来的には東海地方のNo.1の人材紹介会社として多くの方に知っていただける企業を目指しています。
ゼロからの構築。人材のエキスパートがいる安心感が決め手に
― ナウビレッジに依頼される以前のマーケティング上の課題を教えてください。
(伊藤)ナウビレッジさんと取り組みを開始した2022年9月まで、当社は大手転職媒体のスカウトが集客のメインでした。当時は会社も9期目を迎え、会社としての成長スピードをもっと加速させたいという思いと、そのためには、自社集客機能をもっともっと高めていく必要性を感じておりました。
(自社集客を充実させるために)ホームページの改良などを見様見真似でやってはみるものの、やはりWebマーケティングのプロにお願いした方がいいと思いナウビレッジさんにご相談させていただきました。
― どのような経緯で当社を知りましたか。
(田中)もともと第二新卒専門の人材紹介サービスを展開する株式会社UZUZのご出身の今村さんが新しく会社を立ち上げたというのは耳にしていました。リアルで接点を持ったのは、(ナウビレッジ主催の)マーケティングセミナーに参加したときです。そのとき当時の担当者の方と直接商談させていただいて、すぐにでもご一緒したいなと思いました。
― 多くの支援会社がある中で当社をお選びいただいた理由を教えてください。
(田中)依頼する前は何をやっても思うような結果につながらず、八方塞がりの状態でした。(ナウビレッジの)セミナーに参加したのも最初は興味本位だったのですが、そこで具体的な提案をいただくことができて。それが納得のできる内容だったので「今すぐにでもお願いしたい」と思った記憶があります。
今となっては他社とは比較できない信頼がありますが、当時は社長の今村さんが実績のある株式会社UZUZの創業者であり、人材のエキスパートである点も安心材料でした。あとは、普段どんな企業さんとお付き合いをされているのかな、というところも見ており、人材紹介会社との取引実績も豊富ということで、依頼を決めました。
現在ではエントリー数の3割が自社集客
― 当社の利用によって得られた成果について教えてください。
(田中)(Webマーケティングの)内製化に向けた手厚いサポートにより、まずはGoogle広告などの運用を自社で開始でき、ここまで運用できている事実がとても大きいと思っています。自社集客がひとつの形になったことで、社内にマーケティングの文化が醸成されるきっかけにもなりました。
私自身がマーケティング未経験だったこともあって、当時はセミナーに手あたり次第に参加したり、ネットで拾ってきた情報を試してみたり、とにかく闇雲に動いていたんですね。実践してみることは悪いことじゃないんですが、実際にはそこに課題感もあり…。
そんな「Webで集客したいけれど何をしたらいいか分からない」状況から、手取り足取り、その時々に必要な知見をいただくことができたので、スピード感を持ってPDCAを回すことができたんです。
おかげさまで、取り組みを開始する以前は、9割以上を占めていたスカウトからの流入が、現在は6割程度に抑えられています。逆にいえば、3割は自社集客ができている状況です。
また、最近では課題であった潜在層からのエントリー数も伸びてきています。
Webでの広告運用を始めた当初は、全体のエントリー数の25%をひとつの目標にしたと思うんですが、まさかそれが1年未満で達成できるとは思わなかったので驚きです。
エントリー数だけではなく投資対効果も良く、自社集客経由の売上に対する広告費率も20%以下に抑えられています。
(伊藤)最初の半年間は、社内でも「田中さんがやってることってよく分からないし、一体何をやってるんだろう?」みたいな部分があったと思うんですよ。だけど、最近は自社LPからのエントリー数が増えるのに伴って、デジタルマーケティングの社内認知も広がってきた。
その延長で、自社LP経由の求職者の方に合わせて「面談スキームのここを変えてみよう」みたいに、社員同士で課題感の共有や前向きな試みが見られています。これって社内にWebマーケティングが確実に浸透している証拠だし、そういった意味でもやっぱりやってよかったなと思います。
(田中)これまでは自己流でやっていたものを、理論から実戦に落とし込むことができるようになり、自分自身も、より数字にこだわるようになったと感じます。情報発信にも能動的になれているし、将来的にはもっといい数字を目指していきたいですね。
本当は競合他社には秘密にしたい!
― 現在の状況と今後当社に期待することはありますか?
(伊藤)いつまでも御社に頼っていてはいけないとは思いつつ、このエリアの人材各社さんもそれぞれの成長をしてきていると思うので、それを踏まえた上で集客やマーケティングの部分で負けない組織にしていきたい。
この先、どのように戦略を立てて、会社を成長フェーズに乗せていくか、ビジョンとかは、ありたい姿を一緒に考えていけるような関係性になったら、私としてはすごく助かるし、その際は、どんっとお任せしたいなと思います。
(田中) 個人的なお話になりますが、まだまだ未開拓の集客ルートってたくさんあると思うんですね。その優先順位であるとか、できるだけ細かいところまで教えてもらえると嬉しいです。
― 当社の特徴は何だと思いますか?
(伊藤)当社担当の田開さんもそうですが、やっぱり根拠をしっかりデータ(数字)で示していただけるところですね。マーケティングの世界では当たり前なことかもしれませんが、仮定があって実際に広告を回してみて出てきた数字を見て、さらに改善していく、これが当たり前にできることってすごいことだと思うんです。
さらにいえば数字だけではなく、そこから解決策の提案までワンセット。そのように根拠をしっかり示してくれることで、当社のWebマーケティングのレベルが分かって、今後の予測が立てやすい。
(伊藤)私が思うに、ナウビレッジさんは「ゼロからでもマーケティングを好きになれる」ようにサポートしていただける会社だなと。マーケティングってやっぱりとっつきにくいので、面白さがわからないと始まらない部分があるじゃないですか。そこの点でも、やさしく背中を押してもらえたと感じています。
― 最後に、当社のサービスはどのような会社におすすめですか?
(伊藤)本当はもう競合他社に行ってほしくない(笑)。
うちはマーケティングに対してナレッジが全くない組織だったので、それこそさっき「ゼロからでも」という話が出たように、ゼロベースから始め、 その先どうするかみたいな道筋を一緒に考えてもらいたい会社さんにはやっぱりおすすめですね。
(田中)本当にそうですよね。「そもそもマーケティングって何?」みたいな状況だったのをここまで軌道に乗せて下さって。うちの現状に合わせて、細かな提案していただいた会社さんかなって思ってます。何から始めていいか分からない企業さんにおすすめしたいですね。
― ありがとうございました!引き続きよろしくお願いいたします!