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【人材紹介会社必見】HubSpot料金プランを徹底解説!人材紹介でおすすめの機能やプランとは?

  • 更新日 : 2024-08-31

  • 公開日 : 2024-08-31

人材紹介会社の皆さま、こんなお悩みや疑問はございませんか?

・CRMとしてHubSpotの導入を検討しているが、結局どのプランのどの機能を使ったらいいのかわからない
・HubSpotの導入っていくらくらいかかるの?

本記事では人材紹介事業においてHubSpotの活用を検討している事業者様に向けて

・HubSpotの料金体系
・人材紹介事業でよく使用する機能と必要なプラン

について解説します。

1.人材紹介会社がHubSpotを導入するメリット

人材紹介のCRMとしてHubSpotを選択し、導入することのメリットは、

事業に必要なすべての領域(マーケ、CS、CA、RA、経営)を

・充実した機能
・使いやすいUI
・安価な価格


で利用できること

が挙げられます。

こちらの内容に関しては、下記の記事に詳細をまとめていますのでご覧ください。
関連記事:人材紹介のCRMにHubSpotは使えるか。実装イメージをもとに徹底解説。

2.HubSpotの製品と料金体系

2.1 HubSpotの製品

HubSpotはCRM(顧客管理システム)を基盤として下記の5つの製品が含まれています。

Marketing Hub
流入経路の把握やメルマガ配信、MA(マーケティングオートメーション)機能など、リード創出~顧客への転換に必要な機能が搭載されています。

Sales Hub
営業の進捗状況や目標の管理、ミーティングの作成など、営業活動に必要な機能が搭載されています。

Servise Hub
問い合わせチケットの発行やカスタマーポータルの管理など、顧客サービス、サポートに必要な機能が搭載されています。

Content Hub
ノーコードでのランディングページやウェブページの作成など、コンテンツ作成、管理に必要な機能が搭載されています。

Operations Hub
他アプリとの接続や顧客データの同期、複雑なワークフローの実装など、オペレーションの自動化に必要な機能が搭載されています。

2.2 HubSpotの料金体系

HubSpotの料金体系は「シート制」を採用しています。
シートとは、「データの閲覧や編集をするための権限」のことを指しており、
各製品の機能で使用する人数分のシート(権限)を購入して使用する仕組みとなっています。

シートのタイプは下記の4種類あり、それぞれ付与される権限が異なります。

表示のみのシート
HubSpot内のデータやレポートを表示することができる。
編集は不可。閲覧のみ可能。

コアシート
基本のCRM機能に加え、契約中の製品の機能の編集権限を持つ。

Salesシート
コアシートの権限に加え、営業担当者(営業部隊)向けの機能の編集権限を持つ。

Serviceシート
コアシートの権限に加え、カスタマーサービス向けの機能の編集権限を持つ。

また、HubSpotは製品ごとに
無料版、Starter、Professional、Enterpriseの4つのプランがあり、
それぞれ価格が異なります。

下記は、各製品の4つのプランごとの価格表です。
月額料金で記載していますので、参考にしてみてください。

HubSpotの料金体系

3.人材紹介で使用するHubSpotの主な機能と対応プラン

人材紹介のサービス運営において、HubSpotを活用する際には多くの場合、
Marketing Hub」と「Sales Hub」のStarterプランまたはProfessionalプランを使用するケースが多いです。

また、HubSpotではランディングページやウェブサイトを作成することができるのですが、
これらの機能を使用する場合には、上記に加えて「Content Hub」を導入する必要があります。

今回は特に人材紹介で使用することの多い下記の3つについて、
よく使用する機能と対応プランをご紹介します。

人材紹介会社が使用することの多い3つの製品

・Marketing Hub
・Sales Hub
・Contents Hub

3.1 Marketing Hub

 人材紹介においてMarketing Hubを使用する場合、マーケティング、CS、CAの領域で活用をすることが可能です。

人材紹介でMarketing Hubを使用する場合

3.2 Sales Hub

Sales Hubではマーケティング、経営の領域の一部、CS、CA、RAの領域と幅広く活用することが可能です。

人材紹介でSales Hubを使用する場合

3.3 Content Hub

前述の通り、Content Hubではランディングページやウェブサイトの制作をすることが可能です。
人材紹介で活用する場合には簡易LPの作成やCRM機能で求人データベースを構築し、求人サイトを制作することも可能です。

人材紹介でContent Hubを使用する場合

人材紹介事業へのHubSpotの導入について相談する。

4.人材紹介でのケース別導入推奨モデル

人材紹介でHubSpotを活用する場合の必要プランをモデルケースを元に解説します。

4.1 ケース①ナーチャリングを強化したい場合

ナーチャリングを強化していきたいという企業様は、下記の4つの機能を活用する必要があります。
この4つの機能は、Marketing Hub Professionalや、Sales Hub Starterに備わっています。

それぞれ見ていきましょう。

ナーチャリングを強化したい場合の機能

セグメント
対応製品:いずれかのStarterプラン
機能説明:求職者の希望職種や、年齢などでセグメントをする機能
詳細:カスタムプロパティを活用して登録項目を作成し、これらの登録項目をフィルタリングで抽出した動的リストを作成することで独自のセグメントが可能です。
カスタムプロパティは無料プランで10件ですが、Starterプラン以上になると1,000件も作成することが可能になるため、より詳細なセグメントを設定したいという場合はStarterプラン以上がおすすめです。

求人配信
求人配信のためには、下記①②を活用する必要があります。

①対応製品:Sales Hub のEnterpriseプラン
昨日説明:求人データを管理する機能
詳細:企業から収集した求人データを一元管理することが可能です。各企業ごとの求人内容や求人案件の進行状況を把握しやすくし、効率的な求人配信の基盤を構築することができます。

②対応製品:Marketing Hub のStarterプラン以上
機能説明:セグメントに対して、求人を配信する機能
詳細:マーケティングEメールなどのメッセージ配信機能を活用し、動的リストにセグメント分けされた登録者へ求人を配信することが可能です。
プランによって送信できる件数が変動しますが、Starterプランは登録者1人あたりに月間5件まで、Professionalプランは月間10件まで、Enterpriseプランは月間20件まで送信することが可能です。

シナリオ構築
対応製品:Marketing Hub のProfessionalプラン以上
機能説明:登録→CS接触→面談調整→面談実施などのフローにあわせてメールを送信する機能
詳細:シナリオ構築は、ワークフロー機能を活用してノーコードで行うことが可能です。手動で各フローに合わせてメールを送付する手間を省き、適切なタイミングで適切な内容のメール案内文を送るということができ、顧客満足度の向上や、成約率向上に役立ちます。
この機能は、Marketing Hub のProfessionalプラン以上から使用することができます。

◆1on1
対応製品:Sales Hub のStarterプラン以上
機能説明:日程調整や求職者からの質問へ回答する機能
詳細:日程調整は、普段使用しているカレンダーをHubSpotと連携することで、ミーティングリンクの発行が可能になります。
また、HubSpotとZoomなどのWeb会議ツールを連携するとミーティングリンクから予約が入った場合に自動でURLを発行することもできます。
ミーティングリンクの発行をする場合は、Sales Hub のStarterプラン以上が必要です。

以上のように、ナーチャリングを強化するためには、これら4つの機能を活用することをナウビレッジとしては推奨しています。
上記は、Marketing Hub Professionalプラン、 Sales Hub StarterまたはProfessional、Enterpriseプランが必要です。

4.2 ケース②人材紹介立ち上げ期にミニマムで導入したい

人材紹介事業を立ち上げたばかり、あるいはこれから立ち上げるというタイミングの企業様へは下記がおすすめです。

◆月額1,800円から始められるお得パッケージ「Customer Platform Starter」

詳細:Marketing HubやSales Hubなどのすべての製品のStarterプランがまとまっているプラン
基本的なCRM機能に加えて、下記をご利用いただけます。(一部を紹介)

・HP/LP:ノーコードでドラッグ&ドロップで制作
・求職者管理:基本的なCRM機能で十分に対応可能
・流入経路判別:どの経路から誰が登録したのかを把握可能
・求職者との面談:ミーティングリンクを活用して日程調整&リマインドを効率化

機能としては最低限あれば問題ないという方が多いかと思いますが、
下記のような場合に推奨できます。

・会社を立ち上げて間もない、またはこれから立ち上げる
・スプレッドシートやエクセルで関数を組んだり、自前で整備するのが苦手
・スプレッドシートやエクセルだと個人情報管理の観点で心もとない
・HPやLPを安価に制作したい
・極力ツールは1箇所で管理したい

まずはHubSpotをミニマムで利用開始したいという方にもお勧めできるお得なパッケージです。

4.3 ケース③HubSpotとLINEを連携させたい

求職者とのコミュニケーションを適切に、効率よく行うことで、獲得した求職者をこぼさずに面談単価を下げるためにも「HubSpot × LINE」の活用がおすすめです。

ナウビレッジおすすめプラン

詳細:Marketing Hub Professional/Sales Hub Starter/LINE公式アカウント/連携ツール(LHC:Little Help Connect)の製品を掛け合わせたプラン

一般的に、メルマガとLINEの開封率を比較すると、LINEの開封率の方が高い傾向にあるため、求職者のナーチャリングにおいてもLINEの活用は必須と考えましょう。
そのため、LINEとHubSpotをシームレスにつなぐ連携ツールを同時に活用し、獲得した求職者に向けて適切なタイミングで有効なメッセージ配信を行うことで、求職者からのコミュニケーションの返信率を高め、結果として面談単価を下げることができます。

連携ツールとしてLHCが最適な理由は、下記の記事で詳細にご紹介しています。
関連記事:人材紹介のLINEを使った求職者ナーチャリングを徹底解説【面談・成約・効率UP】
Little Help Connect:https://www.littlehelp.co.jp/

4.4 ケース④HubSpotと既存CRMを連携したい

すでに人材紹介事業特化のCRM「PORTERS」やKintoneなど、別のCRMを利用している場合は、HubSpotとそれらを連携することができます。

よくある連携パターンは、マッチングや求人管理を既存のCRMで行い、マーケティングやナーチャリング領域をHubSpotで行うといったパターンです。
ケース①や③におけるプランを導入して、既存CRMと連携させるといったイメージになります。

既存のオペレーションをあまり変えずに、マーケティング領域を強化したいという方向けにお勧めのプランとなります。

HubSpotとPORTERSのAPI連携サービス

5.人材紹介でHubSpotを導入するなら

いかがでしたか?

今回は、人材紹介会社におけるHubSpotの利用プランと料金について、
主に下記について説明させていただきました。

・HubSpotの料金体系はシート制で各製品のエディションやシート数によって価格が決定する
・人材紹介でHubSpotを導入する際のおすすめプラン
 →Marketing Hub ProfessionalプランとSales Hub Professionalプラン
・上記に加えてLINE公式アカウントと連携ツールLHCを活用するのがベスト

HubSpotには今回ご紹介していない機能も数多くありますので、
「これはできる?」「こんなことをやりたい」などのご質問、ご要望がありましたら
ぜひご相談いただければと思います。

当社はHubSpot認定パートナーとしてHubSpotの導入サポートを行っています。

ご要望をお伺いして実際にどのプランで導入するのが最適か、
どのようなシナリオを組むべきなのかなど徹底的にサポートいたします。