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人材紹介会社のIndeed運用|求人連携・原稿改善・応募単価の見直し方【2026】

  • 更新日 : 2026-09-14

  • 公開日 : 2022-01-26

今村 邦之

監修者

代表取締役

今村 邦之

ナウビレッジ株式会社の代表取締役。アーシャルデザインのCMO、ビースタイルホールディングスのCSMOを務め、2021年度からは東京医科歯科大学大学院の非常勤講師に就任した。

人材紹介会社のIndeed運用では、求人情報を正しく掲載・更新することに加え、応募した求職者が面談や紹介決定につながっているかを確認することが重要です。

本記事では、現在の求人掲載方法とIndeedエントリーの仕組み、ATS・フィード連携の確認項目、求人原稿・予算配分の改善方法を解説します。求人が掲載されない、応募単価が高い、応募が面談につながらないといった課題に合わせて、見直す箇所を整理します。

▼この記事の要約
・Indeedは求人特化型の検索エンジンで、人材紹介会社にとって有力な求職者獲得チャネル
・無料掲載も可能だが、表示上位に出にくいため、クリック課金制の有料スポンサー掲載が効果的
・Indeed Plusを利用すれば、複数の求人サイトに同時掲載でき、応募数増加や運用効率化につながる
・求人掲載方法は「直接投稿」「XMLフィード」「クローリング投稿」(※2025年3月で廃止予定)の3種類
・運用の鍵は「表示回数の最大化」「CTR適正化」「CVR改善」であり、キャンペーン設計や求人原稿ライティング、入札戦略が重要
・競合増加でクリック単価が高騰しているため、Indeed依存からの脱却や集客チャネルの多角化も必要

【サービス資料】人材紹介事業のマーケティング支援

1.Indeed(インディード)とは

Indeedとは、求人情報専門の検索エンジンです。

GoogleやYahooなどの総合検索エンジンとは異なり、特定のカテゴリー専門の検索エンジンであることが特徴です。
Googleはこのような特定のカテゴリーに専門性を持った特化型の検索エンジンを評価するアルゴリズムを持っていると言われており、
動画であれば「YouTube」、
レストランであれば「食べログ」、
旅行であれば「一休」など、
それぞれの専門検索エンジンを上位に表示するケースが増えています。
このような、専門分野ごとの情報をまとめている検索エンジンを、アグリゲーションサイトと言います。

HR領域でいえば、Indeed以外にも株式会社カカクコムが提供する「求人ボックス」、株式会社スタンバイ(現:Zホールディングス)が運営する「スタンバイ」などがあります。

2.Indeedにおける無料掲載(オーガニック求人)と有料掲載(スポンサー求人)について

Indeedに求人を出稿すると、求職者がIndeed内で「キーワード」「勤務地」で検索した時に、検索結果に出稿した求人が表示されます。

Indeedは、自社求人・紹介、派遣求人問わず無料で掲載することが可能です。
ただし、Indeed内には非常に多くの求人が掲載されているため、検索結果の上位に表示される可能性は低くなります。
そのため無料で掲載しても、表示回数が確保できず、求職者獲得につながらない可能性があります。

そこでIndeedは、Google同様、検索結果の上部と下部にスポンサー枠を用意しています。(スマホ版ではランダムに配置されます ※2025年2月時点)

▼Indeedのスポンサーマーク

indeed_スポンサーマーク

有料掲載を選択することで、より多くの求職者に求人情報を届け、応募確率を高めることができます。

課金形態はクリック課金型(CPC)です。
クリック単価はオークション制のため、出稿する求人の競合状況や設定内容によって大きく変動します。
現在では、およそ100円から、高いものでは1,000円以上するケースもあります。

3.複数媒体に同時配信できる「Indeed Plus」

幅広い求職者にアプローチし、応募数を最大化できるのが「Indeed Plus」です。
Indeed Plusは、Indeed内の有料広告だけでなく、外部の求人サイトや提携パートナーサイトにも自動で求人を掲載できるサービスです。

従来の広告ではIndeed内の求職者にリーチするのが基本でしたが、Indeed Plusを活用すれば、Indeed以外の複数の国内主要求人サイトに掲載でき、国内主要求人サイト利用者の最大7割にリーチすることが可能となります。

4.Indeed Plusを活用するメリット

Indeed Plusを活用するメリットは、下記の3つが挙げられます。

・複数の求人サイトに一括投稿でき応募数の向上に繋がる
・予算や求職者様情報を一元管理できる
・データ収集の速度が速くなり、安定した応募獲得に繋がる

4.1 複数の求人サイトに一括掲載でき応募数の向上に繋がる

Indeedだけでなく、提携しているさまざまな求人メディアにも同時掲載されるため、より多くの求職者に求人情報を届けることが可能となります。

結果的に、より多くの求職者に求人が表示されるため、結果的に応募数の増加が見込めます。
なお、紹介求人・派遣求人の場合だと一部連携されない媒体もあるため、あらかじめ注意が必要となります。

●連携している求人サイト一覧 ※2024年11月26日時点
・Indeed
・リクナビNEXT
・タウンワーク
・フロム・エーナビ
・とらばーゆ
・はたらいく
・リクナビ派遣
・しゅふきた
・求人ジャーナルネット
・ディースターNET
・物流・ドライバー求人サーチ

4.2 予算や求職者情報を一元管理できる

掲載先ごとに個別の広告を設定する必要がなく、Indeedの最適化機能により、最も効果の高い媒体へ配信する戦略が実施されます。
また、1つの管理画面で掲載内容/求職者情報を一元管理できるため、運用負担も少なく複数のメディアを横断して効果を最大化することが可能です。

4.3 データ収集の速度が早くなり、安定した応募獲得に繋がる

Indeed PlusではIndeed以外にも求人を掲載するためデータ収集の速度が早くなります。
求人のデータ収集の方法は掲載開始直後はAIがクリック単価を上下させることで、該当求人に対して一番応募が集まる層を探していきます。
そのデータ収集が複数媒体で行われることでデータ収集が早くなり一番応募が集まる媒体と求職者層を探し当てることが出来るのです。

弊社でご支援している企業様は初動の応募獲得のサイクルが早期に固まったため、求人の定期的な更新を行わずとも安定した応募獲得を実現しております。

5.現在の求人掲載方法とIndeedエントリー

Indeedで求人を運用する際は、求人情報を掲載する方法と、求職者から応募を受け付ける仕組みを理解しておくことが重要です。

2025年7月1日から、Indeedでは「直接投稿」と「求人情報連携」によって収集された求人情報の掲載が標準となりました。従来のクローリングによる掲載は限定的となっているため、自社の求人サイトに情報を公開するだけで、Indeedにも掲載されるとは限りません。

また、Indeed上で応募しやすくする「Indeedエントリー」の導入も標準化されています。掲載方法を見直す際は、応募情報をどこで受け取り、誰が対応するかまで確認しましょう。

出典:Indeedに掲載される求人情報の「Indeedエントリー」標準化について

5.1 直接投稿で掲載する

直接投稿は、IndeedのWebサイト上で求人情報を作成・投稿する方法です。職種や仕事内容、勤務地、給与、勤務時間などを入力して求人を作成します。
自社に合う方法かを判断する際は、求人作成だけでなく、その後の更新や応募者対応にかかる作業も整理しましょう。

例えば、他の求人媒体や自社サイトにも同じ求人を掲載する場合、給与や募集条件を変更した際に、それぞれの掲載先を更新する必要が生じます。募集が終了した求人を残さないためにも、更新担当者と確認手順を決めておくことが大切です。

人材紹介会社では、紹介先企業の採用条件が変わることもあります。求人情報の確認から修正、募集終了までを管理できる体制を整えましょう。投稿前には、紹介求人に適用される掲載条件も確認してください。

5.2 ATSなどから求人情報を連携する

求人情報連携は、Indeedと連携しているATS(採用管理システム)などに登録した求人情報を、Indeedへ連携する方法です。

多くの求人を扱う人材紹介会社では、求人情報の管理場所を集約する方法として検討できます。ただし、利用できる連携機能や更新のタイミング、応募情報の受け取り方は、ATSや連携サービスによって異なります。

導入・見直しの際は、次の順番で確認することをおすすめします。

①紹介求人への対応を確認する
利用中のATSや連携サービスが、掲載したい求人の種類に対応しているか確認します。

②連携する求人情報を整理する
職種、仕事内容、勤務地、給与、雇用形態など、必要な項目をそろえます。項目ごとの入力ルールも統一しましょう。

③更新・募集終了の反映方法を確認する
ATS側で変更した情報が、いつ、どのようにIndeedへ反映されるかを確認します。

④応募情報の受け取り先を確認する
応募情報が届く場所、担当者への通知方法、対応状況の管理方法を整理します。

⑤運用中の確認担当者を決める
連携エラーや掲載状況を定期的に確認し、問題があった際の問い合わせ先を決めておきます。

XMLフィードなどの用語が出てくる場合も、まずは利用中のATSや連携サービスが採用している方式を確認してください。自社で独自の仕組みを用意する必要があるかどうかも含めて、提供会社に確認するとよいでしょう。

5.3 Indeedエントリーと求人情報連携の違い

求人情報連携とIndeedエントリーは、それぞれ役割が異なります。

求人情報連携は求人情報をIndeedへ届ける仕組み、Indeedエントリーは求職者がIndeed上で応募しやすくする機能です。

項目求人情報連携Indeedエントリー
主な役割ATSなどから求人情報を連携する求職者の応募手続きを簡素化する
確認すること求人情報が正しく送られ、更新されているか応募手続きと応募情報の受け取りに問題がないか

Indeedエントリーでは、求職者がIndeedに登録している情報を利用して応募できるため、入力の手間を減らせます。

人材紹介会社の運用では、求人の掲載確認に加えて、応募後の対応まで点検しましょう。応募情報を受け取れていても、担当者への通知や初回連絡が滞っていれば、面談につながる機会を逃す可能性があります。

出典:Indeed公式「Indeedエントリー」の説明

【サービス資料】人材紹介事業のマーケティング支援

求人が掲載・更新されないときの確認項目

求人が掲載されない、修正した内容が反映されない場合は、原因を分けて確認することが重要です。

ATSから情報を送ったことと、Indeed上で掲載されていることは、別々に確認しましょう。また、掲載されていても表示回数が少ない場合は、連携不具合以外の要因も検討する必要があります。

確認項目確認する内容対応の進め方
求人の公開・募集状況下書きや募集終了の状態になっていないかIndeedまたはATSの管理画面で状態を確認する
連携対象の設定該当求人が送信対象に含まれているかATSの連携設定や対象条件を確認する
求人情報の不足・不一致職種、仕事内容、勤務地、給与などが正確か紹介先企業の最新条件と照合して修正する
職種名・本文の表現曖昧な職種名やキーワードの詰め込みがないか仕事内容がわかる簡潔な表現に直す
送信エラーATS側で送信失敗やエラーが発生していないかエラー内容を確認し、必要に応じて提供会社へ問い合わせる
更新の反映状況修正日時と連携処理のタイミングが一致しているか提供会社が案内する更新間隔と照らし合わせる
求人の識別情報同じ求人を更新対象として識別できているか求人IDなどの管理方法を提供会社へ確認する
応募情報の連携応募情報が所定の管理先に届いているか連携状況と通知設定を確認する

Indeedでは、掲載基準を満たさない求人が非表示になる場合があります。職種名は実際の仕事を簡潔に表し、給与や勤務時間などの条件は対応する項目へ記載してください。検索されることを狙って、同じキーワードを不自然に繰り返すことも避けましょう。

出典:Indeed求人掲載基準

確認しても原因がわからない場合は、求人ID・対象URL・修正日時・エラー内容を整理し、ATS提供会社やIndeedサポートへ問い合わせます。

求人を新しく作り直す前に、どの段階で問題が起きているかを確認することで、不要な重複登録や修正のやり直しを防ぎやすくなります。

6.Indeed運用で成果を出すための改善方法

人材紹介会社のIndeed運用では、求人の表示回数や応募数に加えて、面談や紹介決定につながる求職者を獲得できているかを確認することが重要です。

改善を進める際は、できるだけ同じ職種・地域・予算条件で比較し、変更した項目と結果を記録しましょう。比較期間の日数や曜日構成もそろえると、変化を把握しやすくなります。

求人原稿、予算、キャンペーン構成を同時に変更すると、どの変更が結果に影響したのか判断しにくくなります。まずは課題を絞り、変更前後の数値を確認しながら改善を進めてください。

確認する指標計算方法主に確認すること
表示回数求人が表示された回数求職者との接点を確保できているか
クリック率(CTR)クリック数÷表示回数×100求人の内容に関心を持ってもらえているか
応募率(CVR)応募数÷クリック数×100求人詳細の閲覧から応募につながっているか
応募単価広告費÷応募数応募獲得にどの程度の費用がかかっているか

これらの数値は、職種や地域、募集条件などによって変わります。
一律の基準値だけで良し悪しを判断せず、自社の同条件の実績や、応募後の成果と合わせて評価しましょう。

6.1 対象となる求職者への表示機会を増やす

表示回数は、求人を知ってもらう機会を示す指標です。ただし、表示が増えても、自社が紹介できる求人や募集条件に合わない求職者への露出が中心であれば、面談や紹介決定につながらない場合があります。

まずは求人が正しく掲載されているかを確認し、そのうえで求人情報の内容と配信状況を見直しましょう。

求人情報を正確かつ具体的に記載する

職種名には実際の仕事を表す名称を使い、仕事内容、勤務地、給与、雇用形態などは、それぞれの項目へ具体的に記載します。

検索されそうなキーワードを不自然に繰り返したり、実際の業務と関係のない言葉を追加したりすることは避けてください。Indeedの掲載基準でも、キーワードの詰め込みによって求人の表示が制限される場合があると説明されています。Indeed求人掲載基準

掲載する求人数を増やす際も、募集中の求人を正確に掲載することが基本です。求人数を増やせば必ず表示回数が伸びたり、クリック単価が下がったりするわけではありません。職種・地域・競合状況・予算配分などを合わせて確認しましょう。

キャンペーンの集約・分割を判断する

キャンペーン構成は、管理しやすさと成果の両面から検討します。利用中の管理画面で設定できる範囲を確認し、次の観点で見直してください。

状況検討する方向性確認すること
職種・地域・獲得目標が近く、共通予算で運用している集約を検討求人ごとの成果を把握でき、予算配分にも問題がないか
拠点や事業ごとに予算を管理する必要がある分割を検討それぞれの予算と獲得目標を管理できるか
職種や地域によって単価・応募後の成果に差がある分割を検討成果に応じた予算調整が必要か
一部の求人に配信が偏り、優先求人の露出を確保できない分割や予算配分の見直しを検討優先求人への表示・応募が改善するか
細かく分けすぎて、各キャンペーンのクリックや応募が少ない集約を検討比較・判断できるデータ量を確保できるか

集約・分割のどちらかを常に正解とせず、変更後の応募単価や面談獲得単価まで確認して判断しましょう。

6.2 職種名と勤務条件を整理し、適切なクリックにつなげる

クリック率を改善するには、求職者が「どのような仕事か」「自分の希望に合うか」を判断しやすくすることが重要です。

ここでいう求人タイトルは、Indeedの求人票に設定する「職種名」を指します。記事や広告の見出しのように、訴求文を自由に詰め込む欄として扱わないようにしましょう。

Indeed公式では、仕事内容が一目でわかる職種名を推奨しています。職種名以外の情報や曖昧な名称が含まれていると、求人が表示されない場合があります。Indeed求人票作成ガイド

職種名と仕事内容・勤務条件を分けて記載する

項目記載例
職種名一般事務
雇用形態正社員
仕事内容Excelを使ったデータ入力、資料作成、書類整理
勤務条件・休日土日祝休みなど、実際の条件を記載
キャッチコピー欄がある場合研修体制や働き方など、事実に基づいた魅力を記載

※上記は記載方法の例です。実際の仕事内容・雇用条件に合わせて変更してください。

仕事内容が営業部門の支援であれば「営業事務」など、業務に合った名称を選びます。雇用形態・休日・給与などは対応する項目で伝え、仕事内容の欄では担当する作業や使用するツールを具体的に説明しましょう。

クリック率は応募後の成果と合わせて評価する

クリック率が上がっても、応募率や有効応募率が下がっている場合は、求人の見せ方と実際の内容にずれがないかを確認します。

反対に、クリック率が横ばいでも、対象に合う応募や面談が増えていれば、改善につながっている可能性があります。クリック数だけを増やすことを目標にせず、応募・面談につながる関心を集められているかを評価してください。

6.3 求人内容と応募の流れを見直し、応募率を改善する

求人がクリックされているのに応募につながらない場合は、仕事内容や条件が十分に伝わっているか、応募までの流れに迷いや負担がないかを確認しましょう。

人材紹介会社の求人では、紹介先での仕事と、応募後に人材紹介会社が行う案内・面談の流れを整理して伝えることも重要です。

見直す箇所確認すること改善方法
職種名と仕事内容職種名から想像する仕事と本文が一致しているか実際の業務を表す職種名と仕事内容にそろえる
仕事内容の具体性入社後に担当する仕事を想像できるか主な業務、使用ツール、チーム体制などを具体化する
応募条件必須条件と歓迎条件が混在していないか応募に必要な条件と、あると望ましい経験を分ける
給与・勤務条件条件や適用範囲が曖昧になっていないか紹介先企業の最新情報を確認し、正確に記載する
応募後の流れ誰から連絡が来て、何をするのかわかるか人材紹介会社からの連絡、面談、選考案内などの流れを示す
応募時の質問・入力応募段階で不要な情報まで求めていないか必要性を確認し、設定可能な範囲で負担を見直す
表示・動作スマートフォンで読みやすく、応募操作に問題がないか長文や重複を整理し、応募画面の表示・動作を確認する

応募率を上げるために、必要な資格や勤務条件を曖昧にすることは避けてください。応募後の認識違いが増えると、面談辞退や紹介先とのミスマッチにつながります。

また、原稿の表現だけでは解決できない課題もあります。給与や勤務時間などの募集条件が応募の障壁になっている場合は、応募者の反応を整理し、紹介先企業と条件の見直しを検討しましょう。

予算や配信設定を変更する場合も、利用中の管理画面で選択できる機能と現在の仕様を確認してください。過去の運用方法をそのまま適用せず、自社の実績をもとに判断することが大切です。

6.4 応募単価だけでなく、面談・紹介決定まで確認する

人材紹介会社にとって、Indeed運用の成果は応募の獲得だけでは測れません。応募した求職者が面談に進み、紹介決定につながっているかまで追跡しましょう。

例えば、応募単価が下がっても、連絡が取れない応募や紹介対象に合わない応募が増えていれば、面談1件を獲得する費用は高くなる場合があります。

指標計算方法改善判断に使う目的
応募単価広告費÷応募数応募獲得にかかった費用を確認する
有効応募率有効応募数÷応募数×100自社で対応・紹介できる応募が集まっているかを確認する
面談実施率面談実施人数÷応募人数×100応募後の連絡・日程調整を含めて確認する
面談獲得単価広告費÷面談実施人数面談につながる集客の費用を確認する
紹介決定数同じ応募者群からの紹介決定数集客が最終成果につながっているかを確認する

「有効応募」の条件は、社内で統一してください。例えば、営業・テスト送信などを除いた応募のうち、希望職種・勤務地・必要資格など、自社が扱う求人との適合を確認できた応募と定義する方法があります。

応募件数と応募人数も区別しましょう。同じ人が複数の求人へ応募した場合の扱いを決め、期間によって集計方法が変わらないようにします。応募や面談が0件の場合、単価は0円とせず「算出不可」と記録してください。

応募から紹介決定まで、同じ応募者群を追跡する

紹介決定までには時間がかかるため、今月の広告費と今月の紹介決定数を単純に比較すると、異なる時期に獲得した応募者が混ざる可能性があります。

応募月やキャンペーンごとに集団を分け、その後の面談・紹介決定を追跡しましょう。月ごとの成果を比較する際は、「応募から30日後」「応募から60日後」など、経過期間もそろえると判断しやすくなります。

改善は次の順番で進める

1.職種・地域・キャンペーン別に、広告費・応募数・有効応募数・面談人数を整理する。
2.応募、初回連絡、面談設定、面談実施のうち、どこで人数が減っているかを確認する。
3.原稿、配信設定、初回連絡、日程調整などから、見直す項目を決める。
4.変更日と変更内容を記録し、同じ条件・経過期間で結果を比較する。
5.紹介決定まで追跡し、継続する施策と再検討する施策を判断する。

数値の変化次に確認すること
応募は増えたが、有効応募率が下がった原稿の訴求と、紹介できる求人・条件にずれがないか
有効応募はあるが、面談実施率が低い初回連絡のタイミング、連絡手段、日程調整、面談案内に問題がないか
面談は増えたが、紹介決定につながらない保有求人との適合、求人提案、選考支援の状況はどうか
応募単価は上がったが、面談獲得単価は下がった面談につながる応募が増えているか。紹介決定まで改善が続いているか

数値の変化だけで原因を決めつけず、求人内容や応募後の対応状況と照らし合わせて、改善の優先順位を決めましょう。

7.まとめ

人材紹介会社のためのIndeedの運用について、詳細を解説してきましたが、思考の順序をまとめると、下記の通りです。

1. キャンペーンをどうわけるか=予算の有効活用
2. 求人数を増やす=表示回数を上げ、クリック単価を下げる
3. タイトルを工夫する=CTRを上げる
4. 入札戦略と求人原稿ライティング=CVRを高める

Indeedは大手転職サイトの比にならないほどの月間訪問者数を誇っていることは事実であり、今後も人材紹介会社にとって応募獲得の手法として、有効なことは間違いないでしょう。ただし、Indeedを利用して求職者募集をする競合が増えており、クリック単価の相場が高まっています。

より効率的に予算を使えるよう、高度な運用が求められていると共に、人材紹介会社として、Indeedだけに依存しない求職者集客体制の構築も考える必要があります。

弊社では、Indeed依存から脱却するための方法についてもセミナーで解説しています。
興味のある方は、セミナーへお申込みください。

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