【2026年9月】HubSpot最新アップデート情報
- HubSpot
- アップデート
2026.10.02
2026.10.02
HubSpotでは、ユーザー体験の向上や業務効率化を目的とした多くの機能がベータ版として先行公開されています。
本記事では、2026年9月に更新された「製品の最新情報(公開ベータ版)」をもとに、注目のアップデートや新機能をご紹介します。今月は、マーケティング施策の企画・実行を支援するAI機能に加え、CRMと連携した業務管理ツール「HubSpot Work」などが登場しました。
実際の仕様や提供範囲は変更される場合がありますので、詳細は必ずご自身のHubSpotアカウントから最新情報をご確認ください。
こんな方におすすめ
- HubSpotの最新機能や変更点を知りたい方
- AIを活用してマーケティング・営業・顧客対応を効率化したい方
- 自社の契約プランで利用できる新機能を確認したい方
HubSpotの運用にお困りではありませんか?
- ・HubSpotの最新機能の使い方がわからない
- ・どの機能が自社に必要かわからない
- ・どうやって機能追加するかわからない
HubSpotの運用については、ナウビレッジへお気軽にご相談下さい。HubSpot運用支援のプロフェッショナルが、貴社の状況やニーズに応じて伴走型支援によるスムーズな定着を実現します。
目次
全てのHubとプラン
全プラン共通のアップデートでは、利用者に合わせたナビゲーションのカスタマイズや、チャットウィジェットの表示方法が追加されました。
ナビゲーションを自分の業務に合わせてカスタマイズ可能に
更新日:2026年9月11日
対象:全てのHubとプラン
更新内容:
ユーザーごとに、よく使うツールや利用目的に合わせたナビゲーションを表示できるようになりました。
項目のピン留め・解除、グループ分け、並べ替えにも対応し、自分の業務に合わせてメニューを整理できます。
既存ユーザーには、ブックマークや利用頻度の高いツール、関連する用途をもとにしたナビゲーションが表示されます。
新規ユーザーには、登録時に選択した用途に応じたメニューが用意されます。
| 項目 | 変更前の仕様 | 変更後の仕様 (今回のアップデート) |
|---|---|---|
| メニューの構成 | 80以上の項目があり、必要なツールを見つけにくかった | 利用頻度や用途に合わせて、ユーザーごとにメニューを表示 |
| カスタマイズ | 個々の業務に合わせた整理が難しかった | 項目の追加・削除、ピン留め・解除、グループ分け、並べ替えが可能 |
〈設定手順・注意事項〉
管理者は、まず自身でベータ版に参加し、既存の左側ナビゲーションから新しい表示を試せます。
その後、アカウント全体をベータ版の対象にすると、各ユーザーがナビゲーション上から新しい表示への切り替えを選択できます。
なお、管理者が他のユーザーやチーム向けのメニューを一括設定する機能は、今後予定されている別のベータ機能「Admin Customizable Navigation」の対象です。
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
日常的に使うツールへアクセスしやすくなり、メニューを探す時間を削減できます。
使い始めたばかりのユーザーも、担当業務に必要な機能を把握しやすくなります。
チャットウィジェットをページ下部の中央に表示可能に
更新日:2026年9月16日
対象:全てのHubとプラン
更新内容:
チャットウィジェットをページ下部の中央に配置する「センターステージ」が追加されました。訪問者が操作すると、フルサイズのチャットパネルに展開されます。
ページや訪問者の条件に応じて表示方法を使い分けられるため、問い合わせを促したいページでは中央表示を利用し、サポートページでは従来のコーナー表示を維持するといった運用が可能です。
| 項目 | 変更前の仕様 | 変更後の仕様 (今回のアップデート) |
|---|---|---|
| ウィジェットの表示位置 | ページの隅に表示する形式が中心 | ページ下部の中央に表示する選択肢が追加 |
| チャットの展開 | コーナーのウィジェットから会話を開始 | 中央のウィジェットを操作すると、フルサイズのパネルに展開 |
| プロンプトバー | 新しいチャットフローでも選択可能だった | 段階的に廃止。既存フローは継続利用できるが、新規フローでは選択不可 |
〈設定手順・注意事項〉
チャットフローの編集画面で「表示」に移動し、「チャットの表示設定」からランチャータイプとして「Spotlight」を選択します。
新しいチャットフローでは、「アイコン」と「センターステージ」が表示方法の選択肢となります。
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
チャットの入口を訪問者が気づきやすい位置に配置できます。購入検討ページなどで質問や相談を促し、会話を通じた案内につなげやすくなります。
Marketing Hub
Marketing Hubでは、キャンペーンの企画・管理からメール制作、送信前の確認、受信者ごとのパーソナライズまで、施策の実行を支援する機能が拡充されました。
マーケティングメールエディタのデザインを刷新
更新日:2026年9月16日
対象:Marketing Hub Free/Starter/Professional/Enterprise
更新内容:
マーケティングメールエディタの画面構成が刷新されました。
サイドバーを細いアイコン表示に折りたたみ、メール本文を広く確認できるレイアウトになっています。
A/Bテストやプレビュー・テストなどの主要操作は常時表示されるタブバーに配置され、画面上部の保存・確認・送信に関する操作も整理されました。
| 項目 | 変更前の仕様 | 変更後の仕様 (今回のアップデート) |
|---|---|---|
| 編集スペース | サイドバーや各種パネルが画面のスペースを占有 | サイドバーを折りたたみ、メールの表示領域を拡大 |
| 主要操作へのアクセス | メニューを開いて操作を探す場面があった | A/Bテストやプレビュー・テストをタブバーに常時表示 |
| デバイス表示の切り替え | プレビュー関連の操作が分散していた | デスクトップ・モバイルの切り替えと、元に戻す・やり直しを画面下部に配置 |
〈注意事項〉
新しいデザインは自動的に適用され、設定変更は不要です。
画面の見た目や配置の更新であり、既存のメール、テンプレート、ワークフローへの影響はありません。
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
メール全体の見た目を確認しながら編集しやすくなります。
主要な操作を探す手間が減り、本文やデザインの調整に集中できます。
Marketing Studioでキャンペーンの企画・実行・分析を一元管理
更新日:2026年9月16日
対象:Marketing Hub Professional/Marketing Hub Enterprise
更新内容:
従来のキャンペーンツールに代わる新しい作業スペース「Marketing Studio」が登場しました。
キャンペーンに関するインサイト、企画、アセット、実行管理、成果測定を一つのワークスペースにまとめます。
Breezeを使ったキャンペーンの企画・作成に加え、キャンバスとカレンダーによる進行管理、ROI・コンバージョン・パイプラインなどの指標確認に対応します。
| 項目 | 変更前の運用・課題 | 変更後の仕様 (今回のアップデート) |
|---|---|---|
| キャンペーン管理 | 複数のツールや画面に情報が分散し、全体像を把握しにくかった | キャンバスとカレンダーで企画から実行まで一貫して管理 |
| 改善アクション | 結果を確認してから次の対応を検討していた | キャンペーン横断の重要なアクションを影響度に応じて確認 |
| 成果測定 | 個別施策と事業成果のつながりを追う手間があった | ROI、コンバージョン、パイプラインなどの指標を確認 |
〈主な機能・注意事項〉
Nurture Agentを活用し、アセットと同じキャンバス上で、多段階のナーチャリング、再エンゲージメント、分岐、A/Bテスト、パーソナライズされたメールを設定できます。
過去のキャンペーン情報は引き続き利用できます。製品の最新情報からベータ版への参加を登録できます。
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
キャンペーンの進行状況と成果を同じ作業スペースで把握できます。
施策ごとの状況確認やチーム内の情報共有を効率化し、結果を次の企画や改善に反映しやすくなります。
キャンペーンエージェントで対話しながら施策を企画
更新日:2026年9月16日
対象:Marketing Hub Professional/Marketing Hub Enterprise
更新内容:
Breeze Assistantとのチャットを通じて、目標、ターゲット層、チャネル、メッセージ、制作するアセットを含むキャンペーン計画を作成できるようになりました。
必要な情報が不足している場合はエージェントが追加の質問を行い、目的やブランドに沿った計画を提案します。計画の承認後は、コンテンツエージェントによるアセット生成や、初期ワークフローの作成へ進めます。
| 項目 | 変更前の仕様 | 変更後の仕様 (今回のアップデート) |
|---|---|---|
| 企画の開始方法 | Marketing Studioで事前にキャンペーン概要を入力 | 目標やアイデアを伝え、対話しながら詳細を整理 |
| 計画の具体化 | 必要な情報をユーザー側で整理して入力 | エージェントが質問し、チャネル・メッセージ・アセットを提案 |
| 制作・自動化への移行 | 計画後に各作業の設定を進める必要があった | 確認を経てアセット生成やキャンバス上の初期ワークフロー作成へ移行 |
〈設定手順〉
「マーケティング」>「キャンペーン」から「AIでキャンペーンを生成」を選択すると、Breeze Assistantとのチャットが始まります。
Marketing Studioの外からでも、Breeze Assistantに「キャンペーンの計画」と入力して開始できます。
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
企画の詳細が固まっていない段階でも、対話を通じて計画を具体化できます。
計画から制作・自動化までの作業をつなげやすくなり、キャンペーン開始までの準備負担を軽減できます。
ナーチャリングエージェントで受信者ごとにメールをパーソナライズ
更新日:2026年9月16日
対象:Marketing Hub Professional/Marketing Hub Enterprise
料金:2026年9月16日から、1コンタクトへのメール1通のパーソナライズにつき0.10ドル(10クレジット)
更新内容:
「Nurture Agent」は、自動送信メールの送信時に、受信者ごとの情報をもとに文章を書き換える機能です。
CRMの情報、過去のエンゲージメント、関連する企業・取引、リアルタイムのウェブ調査、ブランドボイスなどを参照し、件名、プレビューテキスト、本文、CTAの文言をパーソナライズします。元のメールの構成とデザインは維持されます。
| 項目 | 元のメール | Nurture Agentを有効にしたメール |
|---|---|---|
| メールの文章 | あらかじめ作成した文章を使用 | 送信時の情報をもとに、受信者ごとに文章を書き換え |
| 参照する情報 | 作成時に設定した内容を使用 | CRM情報、エンゲージメント、ウェブ調査などを参照 |
| 変更したくない文章 | 元の内容を維持 | 対象の要素をロックし、書き換えから除外可能 |
| 効果の確認 | 元のメールの配信成果を確認 | 元のメールとパーソナライズ版の成果を比較可能 |
〈設定手順・注意事項〉
公開済みの自動送信メールで「Nurture Agentを使用してパーソナライズ」を選択し、参照するデータソースを確認・調整します。有効化前には、一度に最大10件の実在するコンタクトを対象に出力をプレビューできます。
免責事項や特定のオファーなど、変更したくない文章はロックできます。
また、パーソナライズ版と元のメールを受け取る割合を設定し、送信後に開封率やクリック率などを比較できます。配分は後から変更可能です。
実際に送信されたパーソナライズ版のメールは、送信後最大30日間、コンタクトのアクティビティから確認できます。
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
受信者ごとのメールを手作業で作成する負担を抑えながら、顧客の状況に合わせた情報を届けられます。
元のメールとの比較を通じて、パーソナライズの効果を確認しながら適用範囲を調整できます。
メール品質チェックで送信前のレビューを効率化
更新日:2026年9月23日
対象:Marketing Hub Starter/Marketing Hub Professional/Marketing Hub Enterprise
更新内容:
メールエディタに、AIによる「品質チェック」が追加されました。送信前のメールを確認し、スペル・文法、スパムと判定されるリスク、リンク切れ、パーソナライズトークンのフォールバック設定、内容の一貫性、ブランドボイスなどの問題を検出します。
結果は「エラー」「警告」「提案」に分類されます。指摘をクリックすると該当箇所へ移動でき、多くの問題にはワンクリックでの自動修正が用意されています。
| 項目 | 変更前の運用・課題 | 変更後の仕様 (今回のアップデート) |
|---|---|---|
| レビュー方法 | テスト送信や外部ツール、担当者同士の確認に分散 | メールエディタ内でAIによるチェックを実行 |
| 問題箇所の確認 | 指摘をもとに本文や設定を探して修正 | 結果から該当箇所へ直接移動 |
| 修正作業 | 個別に内容を確認して手動で修正 | 多くの指摘にワンクリックの自動修正を提供 |
〈設定手順・注意事項〉
メールを開き、「品質チェック」をクリックすると、有効になっている項目のチェックが実行されます。
チェック項目は「設定」>「マーケティング」>「メール」>「品質チェック」でオン・オフを切り替えられます。現時点の案内では、一括送信のマーケティングメールが対象として示されています。
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
送信前の確認を編集画面内で進められます。誤字や設定漏れだけでなく、文章の一貫性やブランドに合った表現まで確認しやすくなり、レビューの負担を軽減できます。
Sales Hub
Sales Hubでは、営業ワークスペース内で利用できるタスク管理機能が拡充されました。
営業ワークスペースの「タスク」タブで全てのタスク管理機能を利用可能に
更新日:2026年9月23日
対象:Sales Hub Professional/Sales Hub Enterprise
更新内容:
営業ワークスペースの「タスク」タブに、タスク一覧ページ全体が表示されるようになりました。
高度なタスク管理機能や、既存の保存済みビューをワークスペース内から直接利用できます。
| 項目 | 変更前の仕様 | 変更後の仕様 (今回のアップデート) |
|---|---|---|
| タスク管理機能 | 高度な管理機能を使うために別のタスク画面へ移動 | 営業ワークスペース内で全てのタスク管理機能にアクセス |
| 保存済みビュー | タスク一覧ページで作成・利用 | 既存のビューを営業ワークスペースから直接利用可能 |
〈注意事項〉
更新は自動的に適用されます。営業ワークスペースの「タスク」タブを開くと、新しい表示を確認できます。
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
営業活動とタスク管理のために画面を行き来する手間が減ります。
これまで作成したビューも活用でき、使い慣れた整理方法のまま業務を進められます。
AI関連
Breeze Assistantが参照できるデータに契約や顧客との会話履歴が加わり、収益や顧客の課題を自然な言葉で確認できるようになりました。カスタマーエージェントでは、電話の着信対応にもAIを活用できます。
Breeze Assistantで契約データに基づく収益を確認可能に
更新日:2026年9月4日
対象:全てのHubとプラン
前提条件:契約済み収益をContracts(契約)オブジェクトで記録していること
更新内容:
Breeze Assistantが、取引やパイプラインだけでなく、契約データを参照して収益に関する質問へ回答できるようになりました。
TCV(契約総額)やMRR(月次経常収益)、その推移について、自然な言葉で質問できます。
販売内容に加え、契約で確定した収益や時間の経過に伴う変化を確認できます。
| 項目 | 変更前の仕様 | 変更後の仕様 (今回のアップデート) |
|---|---|---|
| 収益情報の参照元 | 取引やパイプラインの情報 | 契約に記録された収益情報も参照 |
| 質問できる内容 | 取引を中心とした収益の確認 | TCV、MRR、MRRの推移などを契約データに基づいて確認 |
〈利用方法〉
Breeze Assistantを開き、「6月に計上されたTCVはいくらですか」「現在のMRRはいくらですか」「MRRはどのように推移していますか」などと質問します。
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
契約データをもとに収益の状況を確認しやすくなります。知りたい指標を言葉で尋ねることで、契約に基づく数字を意思決定に活用できます。
Breeze Assistantで顧客との会話履歴を検索可能に
更新日:2026年9月16日
対象:全てのHubとプラン
更新内容:
メール、ライブチャット、メッセージなどの会話履歴が、Breeze Assistantのデータソースとして利用可能になりました。
顧客とのやり取りについて質問すると、複数のチャネルにわたる履歴を検索し、実際の会話内容に基づいた要約回答を得られます。
| 項目 | 従来の確認方法・課題 | 変更後の仕様 (今回のアップデート) |
|---|---|---|
| 顧客の課題の把握 | 件数や対応時間などの指標だけでは、会話の内容を把握しきれなかった | 実際の会話をもとに、繰り返し発生する問題や話題を確認 |
| 履歴の検索 | 複数の会話を個別に確認する手間があった | 自然な言葉で質問し、チャネルを横断した要約を取得 |
〈利用方法〉
Breeze Assistantに、次のような質問を入力します。
- 「どのような問題がエスカレーションにつながっていますか」
- 「顧客から繰り返し寄せられている課題は何ですか」
- 「この顧客は過去3か月間にどのような点を指摘していますか」
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
定量的なレポートだけでは見えにくい、顧客の具体的な不満や要望を把握できます。
サポート改善に加え、営業時によく出る懸念や反論の分析にも活用できます。
カスタマーエージェントがAI音声による着信対応に対応
更新日:2026年9月16日
対象:Service Hub Professional/Service Hub Enterprise、Sales Hub Professional/Sales Hub Enterprise
料金:2026年9月16日から、音声通話1分あたり0.50ドル(50クレジット)
前提条件:ヘルプデスクまたは受信トレイに通話チャネルが設定されていること
更新内容:
通話チャネルをカスタマーエージェントに接続し、AI音声で着信への応答や質問への回答を行えるようになりました。
エージェントの稼働時間や対応する着信の割合を設定できるため、業務時間外の受付や、問い合わせの一部から段階的に導入する運用が可能です。
| 設定項目 | 変更後の仕様 (今回のアップデート) |
|---|---|
| 着信対応 | カスタマーエージェントがAI音声で応答し、質問に回答 |
| 稼働時間 | 24時間、特定の時間帯、特定の時間帯以外から選択 |
| 対応範囲 | AIが対応する着信の割合を設定 |
| 担当者への引き継ぎ | 接続先チャネルの営業時間・チーム割り当てに基づいて転送 |
| 音声の調整 | 挨拶、音声、話す速さ、安定性、明瞭度、表現の強さなどを設定 |
〈設定手順・注意事項〉
「サービス」>「カスタマーエージェント」から、ヘルプデスクまたは受信トレイの通話チャネルを選択して導入します。
引き継ぎ設定は、接続先チャネルに割り当てられたチーム・ユーザーの設定を継承します。音声は利用可能な言語やアクセントから選択し、プレビューで確認できます。
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
日常的で反復的な電話問い合わせをAIに任せ、人による対応が必要な会話に担当者が集中できます。
対応時間や割合を調整しながら、自社のサポート体制に合わせて導入できます。
有料ライセンスを持つユーザー向け
CRMとつながる業務管理ツール「HubSpot Work」が公開ベータ版として登場しました。
利用権は有料ライセンスに含まれ、プランによって自動化機能の範囲が異なります。
HubSpot WorkでCRMと連携したプロジェクト・業務管理を実現
更新日:2026年9月30日
対象:有料ライセンスを持つユーザー
料金・利用条件:AIを活用したWorkエージェントの自動化ステップはHubSpotクレジットを消費
更新内容:
「HubSpot Work」は、CRMとネイティブに連携するAI搭載の業務管理ツールです。
実現したい業務を自然な言葉で説明すると、プロジェクト、テーブル、ドキュメント、フォーム、エージェントによる自動化を作成できます。
コンタクト、取引、企業といった顧客データと業務情報を結び付け、チームやエージェントが背景を把握した上で作業を進められます。
| 項目 | 従来の運用・課題 | 変更後の仕様 (今回のアップデート) |
|---|---|---|
| 業務情報の管理 | スプレッドシートや外部のプロジェクトツールに分散 | CRMと連携したワークスペースで業務を管理 |
| プロジェクトの構築 | テーブルや管理項目などを個別に準備 | 自然な言葉で指示し、必要な構成をAIが生成 |
| 顧客情報の確認 | 別のツールへ移動して取引履歴などを確認 | 関連するCRM情報を踏まえて作業を実行 |
| 自動化 | 業務の背景を含めた処理の設計が難しかった | トリガーとステップを組み合わせ、必要な処理をエージェントに指示 |
〈利用方法・注意事項〉
左側のナビゲーションにある「業務管理」からアクセスできます。
「もっと見る」の下に表示される場合もあり、ピン留めして利用できます。
初回はワークスペースとプロジェクトを作成します。チャットによる生成のほか、クライアントのオンボーディング、ウェビナーイベント、コンテンツパイプラインなどのテンプレートも利用できます。
Starterでは自動化に制限があり、Professional/Enterpriseでは完全な自動化機能が提供されます。通常の通知など、AIを使わないステップと、クレジットを消費するAIステップは区別されます。
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
顧客情報と業務の進行状況を同じ環境で扱えるため、確認や情報共有にかかる手間を削減できます。
まず簡単なプロジェクトを作り、対話を通じて管理項目や自動化を追加していく運用も可能です。
一部のHub・プランのみ
複数のHubにまたがるアップデートでは、リードの担当者割り当て、購買関係者の可視化、会議・通話の文字起こしが強化されました。
リードの担当者割り当てに3つの分配方式と対応可否の条件を追加
更新日:2026年9月1日
対象:Marketing Hub、Data Hub、Service Hub、Sales Hub、Smart CRMの各Professional/Enterpriseプラン
更新内容:
リードベースのワークフローで「Rotate record to owner」アクションを利用する際、担当者への分配方式を選択できるようになりました。
対応可能なユーザーだけを割り当て対象にする設定にも対応します。
これまでリードオブジェクトでは利用できなかった分配制御を、ワークフロー内で設定できます。
| 分配方式・設定 | 変更後の仕様 (今回のアップデート・動作) |
|---|---|
| Round Robin | このアクションでの割り当て件数に基づいて、順番にリードを割り当て |
| Balanced | 現在保有するリードが最も少ないユーザーに割り当て |
| Random | 対象ユーザーへランダムに割り当て |
| 対応可能なユーザーのみ | 不在のユーザーを割り当て対象から除外。全員不在の場合は未割り当て |
〈設定手順・注意事項〉
リードベースのワークフローで「Rotate record to owner」を追加し、所有者プロパティに「Lead Owner」を指定します。対象のユーザー・チームを選択した上で、分配方式や対応可否の条件を設定します。
利用には、リードオブジェクト設定で「リード所有者をコンタクトまたは会社の所有者と同期する」を無効にする必要があります。
また、割り当て対象のユーザーにはSalesシートまたはServiceシートが必要です。
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
順番に配分したい場合や、保有リード数の少ない担当者へ優先して割り当てたい場合など、チームの運用に合わせて自動化できます。不在者への割り当ても避けられるため、初動の遅れを抑えやすくなります。
購買グループとアカウントマップで関係者・企業構造を可視化
更新日:2026年9月23日
対象:Sales Hub Professional/Sales Hub Enterprise、Service Hub Professional/Service Hub Enterprise
更新内容:
企業の主要な関係者を把握する「購買グループ」と、親会社・子会社の関係を可視化する「アカウントマップ」が利用できるようになりました。
営業やカスタマーサクセスの担当者が、新規商談、契約更新、利用拡大に関わる人物や企業の構造を、HubSpot内で確認できます。
| 機能 | 可視化する情報 | 主な活用場面 |
|---|---|---|
| 購買グループ | 意思決定に関わる主要な人物や、それぞれの役割・関係性 | キーパーソンの把握、接点が不足している関係者の特定 |
| アカウントマップ | 親会社・子会社の関係と企業の構造 | グループ全体の取引状況の把握、利用拡大の機会の検討 |
〈利用方法〉
購買グループは企業レコードからアクセスできます。アカウントマップは、関連会社のカードや中央ペインから確認できます。
利用する際は、該当するカードをレコード画面に追加します。
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
複数の人物が意思決定に関わる商談でも、誰との関係構築が必要かを把握しやすくなります。
企業グループ全体を見渡すことで、既存顧客の別部門・関連会社への展開も検討しやすくなります。
Notetakerの文字起こし強化が会議・通話の両方に対応
更新日:2026年9月19日
対象:Sales Hub Professional/Sales Hub Enterprise、Service Hub Professional/Service Hub Enterprise
前提条件:HubSpotネイティブのNotetakerで録音・録画された会議または通話であること
更新内容:
Notetakerで記録した会議と通話の両方で、より高速で高品質な文字起こしを利用できるようになりました。
多言語対応も、会議だけでなく通話へ拡張されています。
最近のテストでは、従来と比べて最大4倍の速さで文字起こしデータを利用できる結果が示されています。英語以外の会話や、話者が途中で言語を切り替える場面への対応も強化されています。
| 項目 | 変更前の仕様 | 変更後の仕様 (今回のアップデート) |
|---|---|---|
| 高速・高品質な文字起こし | 会議向けの改善として案内されていた | Notetakerで記録した会議・通話の両方に対応 |
| 多言語対応 | 会議を対象に強化 | 通話にも拡張し、複数言語や言語の切り替えに対応 |
| 導入時の操作 | ベータ版への参加が必要 | 参加後は自動適用。ワークフローの変更は不要 |
〈注意事項〉
対象は、HubSpotネイティブのNotetakerで記録した会議・通話です。外部の統合機能を使って録音・録画した会話は、現時点では対象外です。
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
会話の記憶が新しいうちに内容を確認し、フォローアップや次の対応に移りやすくなります。
多言語での会議・通話を扱うチームでも、会話データを活用しやすくなります。
この記事を監修した人
髙山博樹
ナウビレッジ株式会社 取締役CMO
兵庫県出身。東京工業大学 修了。上場企業で勤務後に参画。広告・SEO・Webサイトといった多様な集客手法とCRM/SFA/MAに精通し、これまでマーケティングのコンサルタントとしてマーケティング戦略の策定から実行(サイト制作や広告運用、SEOなど)を経験。取締役CMOとして年間自社リード400件の体制構築やサービス戦略の策定などに従事。HubSpot導入・構築支援サービス責任者。
HubSpotの運用にお困りではありませんか?
- ・HubSpotの最新機能の使い方がわからない
- ・どの機能が自社に必要かわからない
- ・どうやって機能追加するかわからない
HubSpotの運用については、ナウビレッジへお気軽にご相談下さい。HubSpot運用支援のプロフェッショナルが、貴社の状況やニーズに応じて伴走型支援によるスムーズな定着を実現します。