【2026年8月】HubSpot最新アップデート情報
- HubSpot
2026.09.04
2026.09.04
HubSpotでは、ユーザー体験の向上や業務効率化を目的とした多くの機能がベータ版として先行公開されています。
本記事では、2026年8月31日時点の「製品の最新情報(ベータ版)」をもとに、注目のアップデートや新機能をまとめてご紹介します。
実際の仕様や提供範囲は変更される場合がありますので、詳細は必ずご自身のHubSpotアカウントから最新情報をご確認ください。
こんな方におすすめ
- HubSpotの最新情報を知りたい方
HubSpotの運用にお困りではありませんか?
- ・HubSpotの最新機能の使い方がわからない
- ・どの機能が自社に必要かわからない
- ・どうやって機能追加するかわからない
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目次
全てのHubとプラン
全プラン共通のアップデートでは、権限管理の簡素化やデータ管理の安定性向上、共通パイプラインの上限改定など、組織全体の運用をスムーズにする機能が追加されました。
ユーザーおよびチームに対するアクセスリクエスト
更新日:2026年8月24日
対象:全てのHubとプラン
更新内容:
適切な権限がない状態で「ユーザーとチーム」ページにアクセスしようとした際、HubSpot内で直接アクセス権をリクエストできるようになりました。
リクエスト時に表示される画面から、実行しようとしている操作の背景や理由を入力して管理者に通知できます。通知を受け取った管理者は、依頼者の状況やコンテキストが読み込まれた状態の「権限の編集」ページへ直接リンクで移動できます。
| 項目 | 変更前の仕様 | 変更後の仕様 (今回のアップデート) |
|---|---|---|
| アクセス権のリクエスト方法 | チャットツールやメール、直接の口頭伝達など外部手段で依頼 | HubSpot画面上から直接リクエスト送信が可能 |
| 管理者の対応フロー | 依頼内容と理由を確認し、手動で権限設定画面を検索して変更 | 届いた通知からコンテキストが保持された権限編集画面へ直接移動 |
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
これまでアクセス権を取得するには、管理者を特定した上で、必要な権限とその理由を個別で説明する手間が発生していました。
このアクセス権リクエスト機能により、チームメンバーは操作を行いたいその場でスムーズに申請を出せます。管理者は判断に必要な背景情報を即座に把握できるため、双方のコミュニケーションコストを削減し、権限付与までのタイムラグを最小限に抑えられます。
結合されたレコードにおけるプライマリIDの保持
更新日:2026年8月21日
対象:全てのHubとプラン
更新内容:
2つのCRMレコードを統合(マージ)する際、主レコード(プライマリレコード)のIDがそのまま保持される仕様に変更されました。統合後に新しいIDは生成されません。従属レコード(セカンダリレコード)のIDは、プライマリレコードのIDを参照する参照データとして扱われます。
| 項目 | 変更前の仕様 | 変更後の仕様 (今回のアップデート) |
|---|---|---|
| 統合後のレコードID | 統合のたびに新しいレコードIDが自動生成された | プライマリレコードのIDをそのまま保持(新IDは生成されない) |
| セカンダリレコードIDの扱い | 削除または新しいIDへ置換 | プライマリレコードIDを参照する前方参照として保持 |
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
以前の仕様では、レコードを統合するたびに新しいIDが発番されていたため、外部システムやAPI連携を運用する現場で次のような課題が生じていました。
・レコードIDをキャッシュ・参照していた連携機能が予告なく停止する
・外部連携ツール側で意図しない「オブジェクト作成」イベントが検知される
・外部データベースに保持していたHubSpot IDを手動で追跡・修正し直す必要があった
今回の変更により、統合を行ってもレコードIDが変更されないため、システム間の連携機能が維持されます。タイムライン上のイベント履歴も正しく表示され、他のCRMと同様に予測可能で安定したデータ運用が可能になります。
ダッシュボードのカラーテーマ機能(Dashboard Color Themes)
更新日:2026年8月17日
対象:全てのHubとプラン
更新内容:
ダッシュボード全体に対して統一されたカラーテーマが一括適用できるようになりました。個別のレポート設定を一つずつ変更することなく、同一ダッシュボード上のすべての対象レポートを統一されたカラーパレットで表示できます。
| 項目 | 変更前の仕様 | 変更後の仕様 (今回のアップデート) |
|---|---|---|
| 配色の設定 | レポートごとに個別にカラー設定を変更する必要があった | ダッシュボード全体のカラーテーマを一括で設定・変更可能 |
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
ダッシュボード内のデータ配色をワンステップで統一できるため、レポートの視認性が向上します。会議での共有や社内ダッシュボードの閲覧時に、一目でデータを把握しやすくなります。
パイプライン制限の簡素化(全オブジェクトタイプ共通のポータル制限)
更新日:2026年8月12日
対象:全てのHubとプラン
更新内容:
HubSpotのパイプライン制限構造が再設計され、よりわかりやすくなりました。ご契約中の最も高いサブスクリプションプランに基づき、すべてのオブジェクトタイプ(取引、チケット、カスタムオブジェクト等)で共有される単一のパイプライン上限数が適用されます。また、製品Hubの種類にかかわらず、すべてのハブで全オブジェクトタイプのパイプライン機能を利用できるようになりました。
| 項目 | 変更前の仕様 | 変更後の仕様 (今回のアップデート) |
|---|---|---|
| 制限の算出基準 | オブジェクトの種類、製品階層、契約Hubごとに複雑に分散 | 契約中の最高プランに基づく「アカウント全体の共有上限数」に統一 |
| パイプラインの利用条件 | 特定のHub(Sales HubやService Hub等)の契約が必要だった | すべてのHubで、全オブジェクトタイプのパイプライン機能が利用可能 |
〈設定手順・仕様詳細〉
アカウント全体のパイプライン作成上限数は、適用されている最も高いプラン階層によって決定されます。
・Freeプラン:カスタムパイプライン0件(HubSpotが自動生成する既定のパイプラインのみ利用可能)
・Starterプラン:アカウント全体で合計15本まで
・Professionalプラン:アカウント全体で合計100本まで
・Enterpriseプラン:アカウント全体で合計350本まで
特定のHub契約がなくても取引やチケットのパイプラインを作成できるため、組織の拡大や運用に合わせて柔軟なプロセス設計を行えます。
グローバルホームへのカスタムメトリクス表示(Custom Metrics on Global Home)
更新日:2026年8月4日
対象:全てのHubとプラン
更新内容:
ログイン後すぐに表示されるグローバルホーム画面に、主要なビジネス指標を表示する新ウィジェットが追加されました。Smart CRM上のデータを基に、新規コンタクト数、進行中の取引数、成約売上などの重要なKPIと前期間比がトップ画面上でひと目で確認できます。
| 項目 | 変更前の仕様 | 変更後の仕様 (今回のアップデート) |
|---|---|---|
| 指標の確認方法 | レポート画面やダッシュボードへ移動して数値を確認 | ログイン直後のグローバルホーム画面上で最新KPIを即座に確認可能 |
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
ビジネスのコンディションを確認するために、毎回カスタムレポートを作成したりダッシュボードへ移動したりする手間が省けます。一日の業務を開始するHubSpotの最初の画面で、必要な重要指標をリアルタイムで追跡できます。
Marketing Hub
Marketing Hubでは、レポートや広告連携の強化に加え、売上成果に直結する正確な収益アトリビューション分析が可能になりました。
ダッシュボードのグリッドレイアウトの更新

更新日:2026年8月31日
対象:
Marketing Professional/Marketing Enterprise
更新内容:
ダッシュボードに12列幅のグリッドレイアウトが採用され、ダッシュボード上のレポートやコンテンツセルをより柔軟に配置できるようになりました。
データは単に並べるだけでなく、視覚的なストーリーとしてチームに共有することが重要です。営業・マーケティング・カスタマーサービスの各現場や経営層が、一目で自社の状況や優先すべきタスクを把握できるように、レイアウトの自由度を高める改善が行われました。
| 項目 | 変更前の仕様 | 変更後の仕様 (今回のアップデート) |
|---|---|---|
| レイアウト構成 | 従来の固定された列配置 | 12列幅のレスポンシブなグリッドレイアウト |
| セル配置の柔軟性 | サイズ変更や配置調整に制限あり | 各レポートのサイズ幅や配置を直感的に柔軟調整可能 |
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
経営陣やチームメンバーが必要な数値データを素早く一目で把握できるようになります。
役割や目的に合わせたダッシュボードの構築が容易になり、業務判断のスピードが向上します。
Google Ads の推奨事項
更新日:2026年8月31日
対象:
Marketing Starter/Professional/Enterprise
更新内容:
Googleが広告キャンペーンに対して提案する最適化案を、HubSpotの管理画面内で直接確認できるようになりました。外部ツールへ移動することなく、提案の適用や却下の操作を完了できます。
連携済みのすべてのGoogle Adsアカウントにおいて、キャンペーンごとの推奨件数や推定される影響度を確認できる専用の「提案」タブが追加されました。
| 項目 | 変更前の仕様 | 変更後の仕様 (今回のアップデート) |
|---|---|---|
| Google Adsの推奨事項の確認・適用 | Google Adsの管理画面にログインして操作を行う必要があった | HubSpotのAdsツール内で確認・適用・却下が完結する |
| 提案内容の可視化 | 別タブでの往復作業が発生 | 専用の「提案」タブで件数・推定影響度・ワンクリック適用ボタンを一括表示 |
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
画面を行き来する手間が削減され、広告運用の最適化作業を日常業務の中でスムーズに行えます。
Googleの推奨設定をタイムリーに反映できるため、広告成果や費用対効果の改善を図りやすくなりました。
注文金額(収益)アトリビューション機能(Order Amount Attribution)
更新日:2026年8月21日
対象:Marketing Hub Enterprise
更新内容:
マーケティング活動がどれだけの収益を生み出したかを、線形、ファーストタッチ、ラストタッチ、タイムディケイ(時間減衰)などのアトリビューションモデルを用いて分析できるようになりました。HubSpot内の収益のソースとなる契約(Contracts)オブジェクトと、それに紐づく注文(Orders)データを基にアトリビューション分析を実行します。
獲得したリードや商談(Deals)だけでなく、最終的な「注文金額(売上収益)」にどのマーケティング施策が寄与したのかを精度高く可視化します。
| 項目 | 変更前の仕様 | 変更後の仕様 |
|---|---|---|
| アトリビューションレポートの分析対象 | コンタクト作成、取引作成、取引成約金額などが中心 | 上記に加え、「注文金額(Orders Amount)」を対象とした収益分析が可能 |
| 収益貢献度の紐づけ | 商談単位の成果測定に留まる場合があった | 契約や注文データを基盤とした正確な収益アトリビューションの把握が可能 |
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
トップオブファンネル(初期の集客施策)からボトムオブファンネル(最終的な収益発生)までのインパクトを直接関連付けて評価できます。
マーケティング投資に対する実際の売上貢献度が明瞭になり、予算配分や施策選択の精度が飛躍的に向上します。
Sales Hub
Sales Hubでは、API機能の拡張が行われ、外部ツールとの柔軟なデータ同期や一括処理が可能となりました。
販売テンプレートの公開API
更新日:2026年8月7日
対象:Sales Hub Free / Sales Hub Starter / Sales Hub Professional / Sales Hub Enterprise
更新内容:
セールステンプレートの作成や管理プログラムを行うための新しいパブリックAPIが公開されました。自社で利用している外部システムや社内ツールと連携し、HubSpot内のテンプレート資産を自動で操作・管理できます。
具体的には、テンプレート一覧の取得、フォルダ一覧の取得、新規テンプレートの作成、指定テンプレートの取得、テンプレート内容の更新といった操作をAPI経由で実行できます。
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
外部の営業支援ツールや既存システムと連携することで、メールテンプレートの同期や作成作業を自動化できます。
テンプレート管理の手間を削減し、営業チーム全体で最新の営業アプローチコンテンツを即座に共有・活用できます。
シーケンスのパブリックAPI
更新日:2026年8月4日
対象:Sales Hub Free / Sales Hub Starter / Sales Hub Professional / Sales Hub Enterprise
更新内容:
営業アプローチを自動化するシーケンス機能において、新たにシーケンス自体の作成・更新・削除・パフォーマンスデータ取得ができるパブリックAPIが追加されました。
これまではAPIを介した「コンタクトのシーケンス登録」のみ対応していましたが、シーケンス自体の構築や効果測定データも外部システムから操作・抽出できるようになります。
| 項目 | 変更前の仕様 | 変更後の使用 (今回のアップデート) |
|---|---|---|
| APIによる操作範囲 | コンタクトのシーケンス登録・手動追加のみ対応 | シーケンスの作成・取得・更新・削除、パフォーマンスデータの取得まで拡張 |
| パフォーマンスデータの確認 | HubSpotのレポート画面上でのみ確認可能 | API経由で外部のBIツールやダッシュボードにデータを抽出・分析可能 |
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
外部の自社ダッシュボードや分析ツールへシーケンスの成果データを統合し、営業施策の正確な分析が行えます。
シーケンスの作成や更新を自動化できるため、営業プロセスの標準化と管理運用コストの大幅な削減につながります。
Service Hub
Service Hubでは、問い合わせ画面のUI刷新や、混雑時の自動キュー処理、AIによる全チケットの品質スコア判定など、サポート運用を効率化するアップデートが実施されました。
新しいヘルプデスク・コンポーザーのユーザー体験
更新日:2026年8月31日
対象:Service Hub Professional / Service Hub Enterprise
更新内容:
ヘルプデスクの返信エディタ(コンポーザー)のレイアウトが一新され、視認性と操作性が大幅に向上しました。画面上の余計な要素を省き、洗練されたインターフェースと高度な書式設定オプションを提供します。
主な更新点として、スニペットやテンプレートのフォルダ階層対応、ライブチャット用の「Enterキー送信」切り替え機能、本文中での「@mention」による自動宛先追加機能、コードブロックやマークダウン形式の保持に対応したリッチテキストエディタなどが追加されています。
・「新しい返信」>「ノート切り替え」アイコン。チケットに戻った際、直近で選択した項目が記憶されます。
・コンテンツの挿入、テキストの書式設定、添付ファイルの管理をスムーズに行える操作機能。
・エディタの操作とアイコンを更新しました。
・会話の参加者が誰なのかを把握しやすくなるよう、受信者詳細画面の操作性を改善しました。
| 項目 | 変更前の仕様 | 変更後の仕様 (今回のアップデート) |
|---|---|---|
| エディタのレイアウトと視認性 | 画面上の情報が多く、整理されていないレイアウト | 余分な要素を省き、操作性を追求した最新のデザイン |
| 書式設定と入力機能 | 基本的なテキスト装飾のみ、コードブロック非対応 | コードブロック作成、表やマークダウンのコピペ維持、@mentionでの自動宛先追加に対応 |
| ライブチャットの送信操作 | 基本的なテキスト装飾のみ、コードブロック非対応 | 各ユーザーが「Enterキーで送信」の有効/無効を個別設定可能 |
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
サポート担当者の視覚的ストレスや誤操作を軽減し、顧客へのレスポンス速度を向上させます。
@mentionやマークダウン保持などの高度なテキスト操作により、技術的な問い合わせにも正確かつスピーディーに回答できます。
オムニチャネル・ウェイティングリスト
更新日:2026年8月27日
対象:Service Hub Professional / Service Hub Enterprise
更新内容:
カスタマーサポートチームの対応枠が上限に達した際、新規問い合わせチケットを一時的に自動で保留・優先順位付けし、担当者に空きが出た段階で迅速に割り当てる機能です。
問い合わせの殺到時にチケットが「未割り当て」のまま放置されるのを防ぎ、専用の待機リスト画面で優先度やSLA(サービスレベル合意)の期限に基づいて自動的に整理されます。
| 項目 | 変更前の仕様 | 変更後の仕様 (今回のアップデート) |
|---|---|---|
| チケットの超過割り当て | 未割り当てビューに蓄積され、手動ピックアップが必要だった | 自動で専用の「待機リスト」に配置され、優先度順に並べ替え |
| 割り当てのタイミング | 手動または一元的なルールでの割り当て | 担当エージェントの対応可能枠が空き次第、システムが自動的に割り当て |
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
混雑時でも問い合わせの見落としを防ぎ、初回対応までの時間を大幅に短縮できます。
SLA期限に沿った緊急度の高いチケットから優先処理されるため、顧客満足度の低下リスクを防ぎます。
ヘルプデスクチケットのBreeze品質保証(QA)
更新日:2026年8月22日
対象:Service Hub Enterprise(ユーザーまたはカスタマーエージェントからの返信が1件以上ある全チケット)
更新内容:
HubSpotのAI(Breeze)が、カスタマーサポートのやり取りを自動で分析し、客観的な品質評価スコア(QAスコア)を付与する機能です。
従来の手作業による一部チケットの抽出・評価から脱却し、すべての問い合わせ対応に対して一貫した基準で自動審査を行います。
| 項目 | 変更前の仕様 | 変更後の仕様 (今回のアップデート) |
|---|---|---|
| 評価の対象範囲 | マネージャーが手動で抽出した一部のチケットのみ | 規定条件を満たすすべての問い合わせチケットが対象 |
| 品質評価の基準 | 手作業による確認のため主観や評価のばらつきが発生 | Breeze AIによる自動化された一貫性のある評価スコア(QAスコア)付与 |
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
全チケットの対応品質が可視化され、指導が必要なやり取りや優秀な対応例を迅速に特定できます。
サポートマネージャーのレビュー工数を大幅に削減し、客観的なフィードバックに基づいたチーム全体の接客品質向上を実現します。
カスタマーサクセス・ワークスペースにおける収益データとレポート
更新日:2026年8月18日
対象:Service Hub Professional / Service Hub Enterprise
更新内容:
カスタマーサクセス(CS)ワークスペース画面から、契約更新や収益維持に関連する主要な指標やレポートに直接アクセスできるようになりました。
総収益(GRR)や純収益(NRR)の継続率、更新予定のARR/MRR、MRRウォーターフォールレポートなどの要約カードやグラフが同一画面上でリアルタイムに確認できます。
| 項目 | 変更前の仕様 | 変更後の仕様 (今回のアップデート) |
|---|---|---|
| 収益データの確認方法 | 別のレポートツールやダッシュボード画面への切り替えが必要 | CSワークスペース内で収益レポートや指標カードを即座に確認可能 |
| 可視化できる指標 | 顧客対応状況やタスク管理が中心 | GRR/NRR、更新予定ARR/MRRなどの収益維持指標を直接追跡可能 |
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
カスタマーサクセス担当者が担当顧客の収益影響度を常に意識しながら、解約リスクの早期発見や更新アプローチの優先順位付けを行えます。
画面切り替えの手間をなくし、顧客対応と収益管理を一元化することで業務効率を高めます。
CXスコア
更新日:2026年8月13日
対象:
Service Hub(アクティブなユーザーまたはカスタマーエージェントから1件以上のメッセージが送信されている全ヘルプデスクチケット)
更新内容:
各サポートチケットに対して、顧客の総合的な体験価値を示す「CXスコア(カスタマーエクスペリエンススコア)」と簡潔な要約説明を表示する機能です。
回答率が低くなりがちな従来のアンケート調査(約3.5%の回収率)に依存せず、AIが対話全体を分析してスコア化するため、すべてのサポート対応における顧客体験の良し悪しを捉えることができます。
| 項目 | 変更前の仕様 | 変更後の仕様 (今回のアップデート) |
|---|---|---|
| 顧客体験の測定方法 | 低い回答率の事後アンケート調査(CSATなど)に依存 | AIが全チケットの対応内容から「CXスコア」を自動算出 |
| 評価の正確性 | 製品不満などの感情が担当者の評価に混在しやすい | 対応自体の品質や感情の変化を客観的に捉えた要約説明を表示 |
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
アンケートに回答しないサイレントカスタマーの不満や満足度も正確に把握できます。
低スコアのチケットを迅速に検知し、エスカレーションや個別フォローなどの先手を打つ顧客ケアが可能になります。
Content Hub
8月はContent Hubのみに関わるアップデート情報はございません。
最新の動向を随時確認し、有益な情報が公開され次第お届けいたします。
Data Hub
Data Hubでは、重複レコードを自動統合する際のマージルールが強化され、データクレンジングの精度が格段に向上しました。
統合ルール | 勝利記録に関するルール
更新日:2026年8月6日
対象:Data Hub Professional/Data Hub Enterprise
更新内容:
重複レコードの統合(マージ)時において、どのレコードを優先(勝利)として残すかを自動判定する「マージルール」の機能が大幅に強化されました。
「データ品質」内にある新しい「ルール」タブからマージルールを作成することで、最大5つの優先条件(ウォーターフォール方式)を組み合わせたデータ統合プロセスを適用できます。また、セカンダリレコードのプロパティ値で優先レコードのプロパティをオーバーライドする設定も可能になります。
| 項目 | 変更前の仕様 | 変更後の仕様 (今回のアップデート) |
|---|---|---|
| 重複レコードの判定方法 | 手動選択、または「作成日時が最も早い」「最新のエンゲージメント」など基本的な基準のみ | 最大5つの判定条件を組み合わせたウォーターフォール方式による柔軟な自動選定 |
| プロパティのオーバーライド | 重複データの統合時にセカンダリ側の特定の値を柔軟に引き継ぐ設定に制限があった | セカンダリレコードの特定の値を優先レコードへ上書き(オーバーライド)する設定が可能 |
| ルール設定画面 | 従来のデータクレンジング画面 | データ品質内の新しい「ルール」タブから直感的に作成・管理 |
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
一括マージ処理の精度と信頼性が大幅に向上し、CRM内のデータクレンジングにかかる工数を削減できます。
複雑なデータ統合条件を自動化することで、将来的な重複データの完全自動処理に向けた基盤を整えられます。
Revenue Hub
Revenue Hubでは、価格表(Price Books)管理のAPIが公開され、基幹システム(ERP等)とのデータ連携が大幅に強化されました。
Price Books パブリック API
更新日:2026年8月6日
対象:Revenue Hub Professional/Revenue Hub Enterprise
更新内容:
HubSpotの管理画面を介さず、パブリックAPIを利用してプログラム経由で価格表(Price Books)を作成・管理できる新機能が公開されました。
外部のERP、PIM、CPQなどの独自システムに保存されている製品カタログや価格表データを、HubSpotへシームレスかつ自動で同期・管理することが可能になります。価格表の個別・一括更新、商品追加、取引(Deals)への割り当てまで幅広い操作に対応しています。
| 項目 | 変更前の仕様 | 変更後の仕様 (今回のアップデート) |
|---|---|---|
| 価格表の作成・管理方法 | HubSpotの管理画面上で手動設定を行う必要があった | Price Books APIを活用し、プログラム経由で自動作成・更新・削除が可能 |
| 外部システムとの連携 | 外部の製品・価格データ(ERP/PIM等)とのリアルタイム同期に制限があった | API経由で価格表データや取引との関連付けを自動同期 |
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
外部システムとの二重管理が発生せず、価格改定や商品追加時の運用ミスを防止できます。
営業担当者が取引作成時に常に最新かつ正確な価格情報を扱えるようになり、見積作成のスピードが上がります。
Agent Hub
8月はAgent Hubのみに関わるアップデート情報はございません。
最新の動向を随時確認し、有益な情報が公開され次第お届けいたします。
AI関連
AI関連では、AI機能(Breeze)やAIエージェントを活用した、自動化・案件獲得・カスタマーケアの機能が大きくアップデートされました。
カスタマーエージェントがリードの適格性を判断可能に

更新日:2026年8月29日
対象:全てのHubとプラン(カスタマーエージェント利用可能環境)
更新内容:
Webサイト等に設置されたカスタマーエージェント(AI)の機能が大幅に拡張されました。
従来のカスタマーサポート対応や一般的な質問回答にとどまらず、訪問者の見込み度合い(リードの適格性)をAIが自動で判定し、条件を満たした場合はCRMへの情報登録や営業チームとのミーティング予約まで一貫して実行します。
| 項目 | 変更前の仕様 | 変更後の仕様 (今回のアップデート) |
|---|---|---|
| カスタマーエージェントの対応範囲 | 主に既存顧客や問い合わせの課題解決・案内業務 | リードの見込み判定(資格確認)、CRM登録、営業ミーティング予約まで自動対応 |
| 商談機会の創出 | 問い合わせ対応後に手動で営業へ引き継ぐ必要があった | AIが対話の中で見込み客を見極め、その場で商談獲得まで自動完結 |
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
Webサイトを訪れた見込み客を逃さずリアルタイムでアプローチし、商談化率を高められます。
営業担当者が質の高いリード対応に集中できるようになり、インバウンド営業の効率化を実現します。
会話のルーティングがカスタマーエージェントにフォールバック
更新日:2026年8月28日
対象:全てのHubとプラン
更新内容:
問い合わせ対応において、人間の担当オペレーターが全員離席中、あるいは対応能力の上限に達している場合、着信した会話が自動的に「カスタマーエージェント」へ割り当てられる機能が追加されました。
未割り当てのまま放置されるチャットやメッセージをなくし、一次対応をAIが即座に引き継ぐセーフティネット(フォールバック機能)として機能します。
| 項目 | 変更前の仕様 | 変更後の仕様 (今回のアップデート) |
|---|---|---|
| オペレーター不在時の対応 | 問い合わせが「未割り当て」として留まり、顧客の待ち時間が発生していた | 設定されたカスタマーエージェントへ自動で切り替わり、AIが一次対応を開始 |
| SLA(対応品質)の維持 | 混雑時や時間外にレスポンス遅延やSLA未達成のリスクがあった | AIのフォールバックにより、常に一定の応答速度と案内対応を確保 |
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
顧客を待たせることなく即時対応を提供できるため、顧客満足度の低下を防ぎます。
サポートチームの混雑時や夜間・休日の対応体制をAIでカバーし、運用リスクを低減します。
Breeze Assistantの新しいデザイン

更新日:2026年8月26日
対象:全てのHubとプラン
更新内容:
Breeze Assistantのサイドバーが刷新され、素早く使い始められる新しいUIデザインへ進化しました。画面の表示がすっきり整理されたほか、プロンプトの提案機能が改善され、新しいHubSpotテーマに沿ったレイアウトに変更されています。
これまでサイドバーを開いた際に画面上の要素が多く、操作のハードルとなっていました。今回のデザイン刷新により視覚的な迷いが解消され、AIの支援を素早く受けられるようになります。
| 項目 | 変更前の仕様 | 変更後の仕様 (今回のアップデート) |
|---|---|---|
| サイドバーのデザイン | 初期表示で要素が多く、操作に迷いが生じやすかった | 不要な要素を削ぎ落としたシンプルな最新レイアウト |
| プロンプト提案機能 | プロンプトの候補表示や提案が限定的だった | アクションにつながりやすいプロンプト提案機能へ改善 |
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
初期表示の視認性が向上したことで、直感的にBreeze Assistantの利用を開始できます。
最適なプロンプトの提案を受けることで、AIへの指示作成にかかる時間を短縮し、日常業務の生産性を高められます。
カスタマーエージェント:メールアドレスなしで匿名の訪問者を識別可能に
更新日:2026年8月26日
対象:
Smart CRM Professional / Smart CRM Enterprise
Data Hub Professional / Data Hub Enterprise
Marketing Hub Professional / Marketing Hub Enterprise
Sales Hub Professional / Sales Hub Enterprise
Service Hub Professional / Service Hub Enterprise
Content Hub Professional / Content Hub Enterprise
※HubSpotクレジットを消費します
更新内容:
カスタマーエージェントにおいて、メールアドレスの入力を求めたりコンタクトレコードを作成したりすることなく、匿名のWebサイト訪問者を対話の中で分類できるようになりました。
CRMのセグメントフィルターから抽出された最大2つの質問をAIが問いかけることで、訪問者の属性やニーズを把握し、最適なナレッジセグメントへ案内します。
| 項目 | 変更前の仕様 | 変更後の仕様 (今回のアップデート) |
|---|---|---|
| 匿名訪問者の対応 | 照合するコンタクトがない場合、常に「デフォルト」のナレッジを案内していた | 最大2つの質問で訪問者を分類し、最適なナレッジを提供 |
| 個人情報の取得要件 | 適切な案内を行うために、メールアドレスの取得が必須だった | メールアドレスを取得しないまま、匿名の状態で正確なセグメント分類が可能 |
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
個人情報の入力に抵抗があるWebサイト訪問者に対しても、求めている情報へ的確に導くことができます。
メールアドレスの入力離脱を防ぎつつ、訪問者の満足度とエンゲージメント向上を実現します。
案件創出エージェント(Prospecting Agent):購買シグナル検知とコンタクト収集の強化

更新日:2026年8月13日
対象:Sales Hub Professional / Sales Hub Enterprise
更新内容:
Prospecting Agentが機能拡張され、成長、採用、資金調達、購入意向といった企業の購買シグナルをトリガーに、アプローチ対象の企業を自動特定できるようになりました。
さらに、CRM内およびサードパーティ製ツールと連携し、対象企業内の適切な担当者情報を抽出してパーソナライズされたメール作成や電話タスクの設定まで完結させます。
| 項目 | 変更前の仕様 | 変更後の仕様 (今回のアップデート) |
|---|---|---|
| アプローチ対象の特定 | 営業担当者が手動で企業リストの作成や調査を行う必要があった | 資金調達や採用などの「購買シグナル」を基に、AIが対象企業を自動特定 |
| 担当者情報の取得 | サードパーティツール等で個別に担当者を検索・登録していた | 外部連携を通じて適切な担当者を自動特定し、連絡先として登録・タスク化 |
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
営業担当者が企業調査やターゲットリスト作成に費やしていた時間を大幅に削減できます。購買意欲が高まっている適切なタイミングでアプローチを行えるため、アウトバウンド営業の成果を高めることが可能です。
Breeze Assistantにおけるプロンプトのスケジュール実行(Scheduled Prompts)
更新日:2026年8月7日
対象:全てのHubとプラン
更新内容:
Breeze Assistantにおいて、特定のプロンプトを「毎日・毎週・毎月・毎年」といったスケジュールに基づいて定期的に自動実行できるようになりました。
設定されたプロンプトの実行結果は、完了時にチャット一覧へ届きます。月曜朝のパイプライン確認、毎日の商談準備レポート、週次アカウントレポートなど、定期的に発生する分析業務を自動化できます。
| 項目 | 変更前の仕様 | 変更後の仕様 (今回のアップデート) |
|---|---|---|
| プロンプトの実行方式 | ユーザーが画面を開いて指示を入力したときのみ実行(受動的) | スケジュールを設定し、指定した日時にバックグラウンドで自動実行(能動的) |
| レポート結果の確認 | 毎回手動で指示を入力して回答を待つ必要があった | HubSpotを開いた際、チャット一覧に実行結果が自動で準備されている |
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
毎朝・毎週の状況確認作業が自動化され、データ収集や集計に手間をかけることなく意思決定に移れます。
定期的な定型調査をAIに委任することで、確認漏れを防ぎ、業務の抜け漏れを抑えられます。
セグメントによるカスタマーエージェントのパーソナライズ機能
更新日:2026年8月7日
対象:
Smart CRM Professional / Smart CRM Enterprise / Data Hub Professional / Data Hub Enterprise / Marketing Hub Professional / Marketing Hub Enterprise / Sales Hub Professional / Sales Hub Enterprise / Service Hub Professional / Service Hub Enterprise / Content Hub Professional / Content Hub Enterprise
※HubSpotクレジットを消費します
更新内容:
カスタマーエージェントのセグメンテーション機能が拡張され、訪問者の属性(無料プランユーザー、見込み客、有料顧客など)に応じたアクションの分岐設定が可能になりました。
対象者ごとに「ヘルプセンターへ誘導」「デモを案内」「サポートチケットを自動作成」といった適切な次のアクションを割り当てられます。あわせて専用の管理ページが追加され、割り当てられたナレッジや設定状況が一箇所で管理できるようになりました。
| 項目 | 変更前の仕様 | 変更後の仕様 (今回のアップデート) |
|---|---|---|
| セグメント別の動作 | 回答テキストの分岐のみで、その後の誘導アクションは共通だった | 属性ごとに案内後のアクション(デモ案内、チケット作成など)を個別設定可能 |
| 設定画面の管理性 | セグメント設定や参照コンテンツの割り当て画面が散在していた | 専用の管理ページで設定状況、マッピング済みナレッジ、解決データを一元管理 |
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
顧客の状況に合わせた個別対応を自動化し、カスタマーサポートや営業機会の可視化を同時に推進できます。
ナレッジソースやセグメント設定の管理効率が向上し、設定変更や運用のメンテナンスがスムーズに行えます。
一部のHub・プランのみ
Professionalプラン以上を中心とした特定エディション向けには、入力項目の高度な制御、AI自動化基盤「Agent Builder」、スコア分析機能やモバイル機能のアップデートが行われました。
組み合わせ演算子を伴う条件付きプロパティ論理
更新日:2026年8月31日
対象:
Smart CRM Professional/Smart CRM Enterprise
Marketing Hub Professional/Marketing Hub Enterprise
Sales Hub Professional/Sales Hub Enterprise
Service Hub Professional/Service Hub Enterprise
Data Hub Professional/Data Hub Enterprise
更新内容:
プロパティの表示や入力制御を行う条件ロジックにおいて、複数のプロパティ値を掛け合わせた複雑な条件(AND/OR条件など)を設定できるようになりました。
特定の項目が入力された場合や、条件を満たしたレコードでのみ追加のプロパティを表示させることが可能なため、入力画面の雑多感を減らし、入力漏れや入力ミスを防ぐ環境を構築できます。
| 項目 | 変更前の仕様 | 変更後の仕様 (今回のアップデート) |
|---|---|---|
| 条件制御の参照範囲 | 1つのプロパティ値のみを参照して制御 | 複数のプロパティ値を組み合わせた高度なロジック設定が可能 |
| レコード画面の入力フィールド | 不要な項目が常時表示され、入力補助に制限があった | 条件を満たした際のみ必要なプロパティが表示・必須化される |
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
・営業現場の入力負担を軽減
たとえば、コンタクトの区分が「顧客」かつ「有効なサブスクリプションあり」のケースでのみ「更新日」を表示させるといった制御により、入力不要な項目を画面から排除できます。
・データ収集の精度向上
取引が「失注」かつ「優先度高」の場合にのみ「失注理由」の入力を必須化するなど、案件分析に必要なデータを漏れなく集計できます。
「Agent Builder」のご紹介:自動化を構築する新しい方法
更新日:2026年8月28日
対象:
Smart CRM Professional/Smart CRM Enterprise
Marketing Hub Professional/Marketing Hub Enterprise
Sales Hub Professional/Sales Hub Enterprise
Service Hub Professional/Service Hub Enterprise
Data Hub Professional/Data Hub Enterprise
更新内容:
エージェント、アクション、トリガーを同一画面上で一元的に連携できる新しい自動化キャンバス「Agent Builder」が搭載されました。
トリガーとCRMへの登録プロセスを切り離す設計により、時間ベースのスケジュール起動やWebhookを通じた外部システムとの連動に対応。従来のワークフローの枠組みを超えた高度なプロセス構築が可能になりました。
| 項目 | 変更前の仕様 | 変更後の仕様 (今回のアップデート) |
|---|---|---|
| 自動化のトリガーモデル | CRMレコード(コンタクトや会社等)の登録を起点とする方式 | 定期実行や外部イベント(Webhook)、連携ツールからのトリガーに対応 |
| AIエージェントとの連動 | ワークフローとAIエージェントの連携処理に制限があった | 自動化処理の途中でAIエージェントへタスクを引き継ぎ、結果を受け取って継続実行が可能 |
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
顧客へのフォローアップメール送信プロセスの中で、AIエージェントに処理を行わせ、その結果に基づいて次のアクションへ分岐させるといった一連の処理を1つのアプリ内で完了できます。
CRMデータにとどまらない外部イベント主導の自動化プロセスを組むことが可能になり、システム間連携の自由度が向上します。
「Agent Builder」のご紹介:自社に合わせたカスタムエージェント構築
更新日:2026年8月28日
対象:HubSpot Professional以上をご利用のお客様
更新内容:
自社のビジネスルールやCRMデータを学習させた独自の「カスタムエージェント」をノーコードで作成できる環境が提供されました。
作成したカスタムエージェントはワークフロー内に組み込んで自動実行させることができ、CRMカードや受信トレイから実行時のコスト(クレジット消費量)や実行上限を設定・管理する機能も用意されています。
| 項目 | 変更前の仕様 | 変更後の仕様 (今回のアップデート) |
|---|---|---|
| AIのカスタマイズ性 | 標準提供されている汎用的なAI機能の利用が中心 | 独自の指示、ノウハウ、指示文(プロンプト)を用いた専用AIエージェントの作成が可能 |
| コスト・実行管理 | ワークフローとAIエージェントの連携処理に制限があった | エージェントごとの実行回数上限の設定や、消費クレジットが発生しないシミュレーションモードを搭載 |
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
Breeze Assistantに対して自然言語で指示を伝えるだけでカスタムエージェントの骨組みが自動生成されるため、専門知識がなくても導入を進められます。
実行上限や事前シミュレーション機能を活用することで、コストコントロールを行いながら安全にAIによる自動化を社内に展開できます。
ビルディングスコアの算出に関するルール解説

更新日:2026年8月25日
対象:
Marketing Hub Professional/Marketing Hub Enterprise
Sales Hub Professional/Sales Hub Enterprise
更新内容:
コンタクト、会社、取引の各オブジェクトに適用しているスコアリングルールについて、ポイントの付与率や寄与度をリアルタイムで分析・検証できる機能が追加されました。
各ルールによって実際に何%(何件)のレコードに影響が出ているか、ヒストグラムによるスコア分布や、他のルールと比較した寄与度の大きさをグラフで可視化できます。
| 項目 | 変更前の仕様 | 変更後の仕様 (今回のアップデート) |
|---|---|---|
| スコア設定の検証方法 | ルール公開後に実際にスコアが付与されるまで影響度が不明だった | ルール作成・編集画面上で、ポイントの分布や適用率を即座に確認可能 |
| 配点の最適化 | 各条件が全体に与える影響度がわかりにくかった | ルールごとの寄与度や影響範囲のバランスを数値とヒストグラムで正確に把握可能 |
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
「設定したルールが機能しているか」「特定の条件だけで極端に高得点になっていないか」を公開前に確認できるため、精度の高いリードスコア設計が行えます。
データに基づいた配点調整が可能になり、営業チームへ渡す見込み客の質を安定して維持できます。
[Android/iOS] 「One Tap Mobile Notetaker」と「Meeting Review」
![[Android/iOS] 「One Tap Mobile Notetaker」と「Meeting Review」](https://now-village.jp/marketing-spot/wp-content/uploads/2026/09/unnamed-3.png)
更新日:2026年8月21日
対象:
Sales Hub Professional/Sales Hub Enterprise
Service Hub Professional/Service Hub Enterprise
※モバイルアプリ利用時
更新内容:
HubSpotモバイルアプリのホーム画面から、ワンタップで対面ミーティングの録音や事後振り返り音声の記録を開始できる機能が追加されました。事前にCRM上で商談やコンタクトを検索・作成する必要はありません。
録音した音声はオフライン環境でも保持され、オンライン復帰後に適切なCRMレコードへ紐付けることができます。また、新設された「レビュー」および「アクション」タブから、AI要約の確認、フォローアップメールの作成、CRMプロパティ更新の承認操作をスマートフォンのみで完了できます。
| 項目 | 変更前の仕様 | 変更後の仕様 (今回のアップデート) |
|---|---|---|
| モバイルでの録音開始手続 | CRM上でレコードを検索し、事前にアクティビティを作成する必要があった | ホーム画面からワンタップで即座に録音・記録を開始 |
| 音声記録後の処理 | PCのデスクトップ画面を開いて入力・確認作業を行っていた | アプリ内の「レビュー」「アクション」タブでAI要約の確認や追記・プロパティ更新承認まで完結 |
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
外勤営業担当者が移動中や商談直後に会話内容を音声で残せるため、PCを開いてメモを入力する事務作業の手間を削減できます。
記録の付け忘れを防ぎ、商談で交わした口約束や決定事項をスピーディーに社内へ共有・可視化できます。
Notetaker向け会議文字起こし機能の強化
更新日:2026年8月11日
対象:
Sales Hub Professional/Sales Hub Enterprise
Service Hub Professional/Service Hub Enterprise
※Notetaker機能利用時
更新内容:
HubSpotネイティブのWeb会議録画機能「Notetaker」における文字起こしエンジンの性能が向上しました。
従来の処理速度と比較して最大4倍の速さで文字起こしデータが生成されるようになり、会議終了後すぐに内容の確認が行えます。また、日本語をはじめとする英語以外の言語精度向上や、会議中に複数言語が交わされる際の追従性も高まっています。
| 項目 | 変更前の仕様 | 変更後の仕様 (今回のアップデート) |
|---|---|---|
| 文字起こしの生成速度 | 会議終了からテキスト化完了までに一定の待ち時間が発生していた | 従来に比べ最大4倍のスピードで処理が完了し、迅速な確認が可能 |
| 多言語・英語以外の対応精度 | 英語以外の言語や、複数言語が混ざる商談での精度に課題があった | 英語以外の精度向上および話者の言語切り替えに対する認識能力を強化 |
〈HubSpotユーザーにとってのメリット〉
会議終了後、記憶が新しいうちにAIによる要約や決定事項を確認できるため、顧客へのフォローアップ連絡を素早く送信できます。
多言語で実施される商談やサポート対応においても表記揺れや誤認識が減り、テキストデータの活用精度が高まります。
この記事を監修した人
髙山博樹
ナウビレッジ株式会社 取締役CMO
兵庫県出身。東京工業大学 修了。上場企業で勤務後に参画。広告・SEO・Webサイトといった多様な集客手法とCRM/SFA/MAに精通し、これまでマーケティングのコンサルタントとしてマーケティング戦略の策定から実行(サイト制作や広告運用、SEOなど)を経験。取締役CMOとして年間自社リード400件の体制構築やサービス戦略の策定などに従事。HubSpot導入・構築支援サービス責任者。
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