HubSpot「Breeze顧客対応エージェント」で、カスタマーサービスの業務効率化と顧客満足度UP
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- AI
2026.01.13
2026.01.26
みなさんの組織では、日々の顧客対応業務において、以下のようなお悩みはありませんか?
「問い合わせが多く、スタッフの負担が大きい…」
「顧客対応の質にバラつきがあり、満足度を上げきれない…」
「FAQを整備しても、活用されないことが多い…」
限られたリソースの中で、迅速かつ質の高い顧客対応を実現することは、顧客満足度(CS)の向上、ひいては売上向上に直結する重要な課題です。
本記事では、この課題を解決するHubSpotの強力なAI機能「Breeze顧客対応エージェント」をご紹介します。
顧客対応エージェントは、最先端のAIが業務を劇的に効率化し、顧客ロイヤルティを高める、まさに「デジタル時代の優秀なカスタマーサービス担当者」です。
▼この記事の要約
・HubSpotの「Breeze顧客対応エージェント」は、24時間365日稼働
・従来のチャットボットと異なり、文脈を理解し、学習する高度なAI
・信頼性の高い応答、定型業務の自動化、スムーズな担当者への引き継ぎなどの機能を搭載
・対応工数の削減と顧客満足度向上を両立させることができる
こんな方におすすめ
- カスタマーサービス担当者の負担軽減と対応品質の安定化を目指したい方
- 顧客の問題自己解決率の向上を図りたい方
HubSpotの運用にお困りではありませんか?
- ・HubSpotのAI機能で何ができるのか知りたい
- ・HubSpotのAI機能の使い方がわからない
- ・HubSpotをもっと効果的に使いたい
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目次
Breeze「顧客対応エージェント」とは?
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「Breeze顧客対応エージェント」とは、HubSpotに搭載されたAI機能のひとつで、24時間体制でリアルタイムに顧客の問い合わせに対応し、質問に対して即座に回答を提供することができるAIエージェントです。
カスタマーサービス業務を革新するために開発されました。
Breeze AIのなかでの位置づけ
「Breeze(ブリーズ)」とは、HubSpotが提供するAI機能の総称であり、マーケティング、営業、カスタマーサービスなど、HubSpotの各Hub製品全体にわたって業務効率化とパーソナライズを支援してくれる機能です。
その中でも「顧客対応エージェント」は、特に顧客からの問い合わせ対応に特化し、顧客満足度とチームの生産性を高めるために設計された機能の一つとして位置づけられています。
関連記事:
HubSpotのAI「Breeze AI」の機能や使用例をご紹介!
従来のチャットボットとの決定的な違い
Breeze「顧客対応エージェント」は、従来のチャットボットと一見似ていますが、実は双方には、大きな違いがあります。
従来のチャットボットは、あらかじめ設定されたスクリプトやフローチャートに厳密に従って応答します。つまり、想定外の質問や複雑な文脈になると、途端に対応できなくなる「決められた通りにしか動けない」仕組みでした。
これに対し、Breeze「顧客対応エージェント」は、AIを活用して文脈を理解し、自然に応答しながら、時間とともに学習し向上します。
具体的には、単なるキーワードマッチではなく、問い合わせの「意図」を理解し、顧客が何を求めているのかを推測しながら、人間と会話しているかのようなパーソナライズされた対応を実現します。
Breeze「顧客対応エージェント」の主な機能
「人手が足りない」「質のばらつきをなくしたい」といった企業が抱える顧客対応の課題を解決するために、「Breeze顧客対応エージェント」は、ただ応答するだけでなく、顧客体験と業務効率の両方を向上させるための様々なインテリジェントな機能を搭載しています。
以下は、中小企業の皆様のビジネスにすぐに貢献できる、主な6つの機能です。
ソースを基にした信頼度の高い応答
AIチャットボットを導入する際の最大の懸念の一つが、「AIの誤った回答(ハルシネーション)によって顧客の信頼を損なうこと」です。
Breeze顧客対応エージェントは、このリスクを徹底的に排除します。
- 指定した情報ソースに基づいてのみ応答を生成するため、AIが不確実な情報や誤った情報を提供するのを防ぎます。
- 回答の根拠となった情報ソースを明示できるため、回答の信頼性が向上し、顧客も安心して情報を利用できます。
この機能により、貴社の正確で信頼できる情報を基にした、質の高いカスタマーサービスを24時間提供することが可能になります。
多様な情報ソースからの学習
エージェントは、貴社の事業内容や製品・サービスに関する最新かつ正確な情報を、以下の多様な情報源から学習し、回答の精度を常に高めます。
- 自社のナレッジベース記事
- ウェブサイトのURL
- PDFファイル(マニュアル、サービス資料など)
- ブログ など
この機能により、AIが常に最新かつ正確な情報に基づいて対応することが可能になり、「情報が古い」「どこに書いてあるかわからない」といった顧客の不満を解消します。
多言語対応
顧客対応エージェントは、多言語対応しています。
そのため、グローバル展開を検討されている企業様や、多様な国籍の顧客への対応が必要な場合に、この多言語対応機能は非常に強力です。
- 主要な言語に自動で対応し、言語設定を意識することなく、顧客が使い慣れた言語で問い合わせができます。
- この機能により、国内外を問わず、言語の壁を感じさせないシームレスなカスタマーサービスを提供でき、市場拡大を後押しします。
繰り返しタスクの自動化
顧客対応業務の多くは、オペレーターの時間を奪う「繰り返し発生する定型業務」です。
顧客対応エージェントは、これらのタスクを自動化し、人の手による業務を劇的に削減します。
| 自動化できる主なタスク | 業務効率化への影響 |
|---|---|
| チケットの自動起票 | 複雑な問い合わせに対し、AIが情報をヒアリングし、Service Hub内に自動でサポートチケットを作成 |
| 特定のワークフローの開始 | 「資料請求したい」という意図を理解し、自動で資料ダウンロードのフォームURLを提示したり、HubSpotのワークフローを起動して担当者への通知やメール送信まで完了 |
| 顧客情報の更新 | 顧客からの住所変更依頼などを確認し、HubSpotのコンタクトレコードに自動で反映 |
この結果、人間のオペレーターは、より高度な判断や共感が必要な、価値の高い業務に集中できるようになります。
引き継ぎルール
AIは万能ではありません。専門的な質問や、感情的な配慮が必要な複雑な問題については、人間のオペレーターへの引き継ぎが必要です。
顧客対応エージェントでは、スムーズな引き継ぎルールを設定し、AIでの対応が困難な場合は、最適な担当者(営業担当、技術サポートなど)に自動で割り振りできます。
最も重要な点は、AIがこれまでの会話内容を要約して担当者に共有することです。オペレーターは最初から状況を説明し直す必要がなく、すぐに状況を把握して対応を再開できるため、顧客は「たらい回し」にされるストレスを感じません。
顧客対応業務の分析・改善
顧客対応エージェントは、ただ対応するだけでなく、ビジネスを改善するためのインサイト(洞察)を提供します。
エージェントの対応履歴やパフォーマンスデータを自動で収集・分析します。
レポート機能を通じて、以下の情報を明確に把握できます。
- 「どの質問が多く発生しているか」(ナレッジベース拡充のヒント)
- 「AIが対応できなかったケースは何か」(AIの学習ソースや引き継ぎルールの改善点)
- 「顧客がどのフェーズで離脱しているか」(サービスの課題点)
この分析結果を基に、ナレッジベースやFAQの改善、さらにはサービス自体の継続的な品質向上に繋げることができます。
顧客対応エージェントがもたらす具体的成果と活用シーン
Breeze「顧客対応エージェント」は、すでに多くの企業で具体的な成果を生み出しています。
ここでは、実際に導入された企業様の声を通して、エージェントが貴社の業務と顧客体験にどのような変革をもたらすかをIT・SaaS系企業の事例をもとにご紹介します。
IT・SaaS系企業の事例
| 業種 | IT・SaaS |
| 従業員数 | 10~50名 |
| 導入製品 | HubSpot Service Hub |
| 課題 | ・問い合わせ急増によるCSリソースの圧迫 ・ヘルプページの検索性不足による「情報迷子」状態 ・無料ユーザーからの基本的な質問対応に追われ、戦略業務に注力できない |
| 導入後の成果 | ・工数削減 CSの問い合わせ対応工数を約50%削減。自動応答と自己解決の定着により、対応負荷が大幅に軽減。 ・業務効率化 CSチームが有料ユーザーサポートや戦略業務に集中できる体制を実現。 ・ナレッジ運用の高度化 検索ログから「記事が存在しない検索キーワード」を抽出し、実際のユーザーニーズに基づいたコンテンツ拡充を実現。 ・顧客体験の向上 情報アクセスの改善により、「情報迷子」が解消され、顧客満足度が向上。 ・チーム生産性向上 ダッシュボードによる進捗共有で、社内連携が円滑に。対応スピードが向上 |
顧客対応エージェントの対応製品とプラン
HubSpotの「顧客対応エージェント」が利用できるHub製品およびプランは、以下の通りです。
| Marketing Hub | Content Hub | Sales Hub | Service Hub | Data Hub | |
|---|---|---|---|---|---|
| 無料 | – | – | – | – | – |
| Starter | – | – | – | – | – |
| Professional | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| Enterprise | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
顧客対応エージェントは、原則としてHubSpotの全製品のProfessionalプランまたはEnterpriseプランに含まれており、利用が可能です。
また、顧客対応エージェントの利用には、サブスクリプションの他に「HubSpotクレジット」が必要になります。
このクレジットは、エージェントが返信を送信すると、クレジットが消費される仕組みです。
HubSpotクレジットに関しては、以下の記事を参考にしてみてください。
関連記事:
【2025年6月2日~移行】HubSpotクレジットとは?機能や料金、活用イメージも解説(旧:Breeze Intelligenceクレジット)
顧客対応エージェントの導入で顧客対応の効率化・顧客満足度向上を同時に実現!
いかがでしたか?
HubSpotのBreeze「顧客対応エージェント」は、「人手不足だけど、顧客対応の質は落としたくない」という企業の皆様の切実な願いを叶えてくれるツールです。
AIが基本的な対応を担うことで、スタッフはより人間的な、創造的な業務に集中で、
かつ24時間365日の迅速な対応が、顧客ロイヤルティを高めます。
「このBreeze顧客対応エージェントを自社でどう活用できるだろうか?」
「うちのナレッジベースをAIに学習させるにはどうしたらいい?」
といった具体的な疑問をお持ちになった方は、ぜひ一度、ナウビレッジまでご相談ください。
ナウビレッジ株式会社は、事業フェーズやリソースに合わせた最適なHubSpotの導入・運用支援を専門としています。CRM、MA、SFA、CMSなど、HubSpotの全機能を熟知したプロフェッショナルが、貴社の課題解決を徹底的にサポートいたします。
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この記事を監修した人
髙山博樹
ナウビレッジ株式会社 取締役CMO
兵庫県出身。東京工業大学 修了。上場企業で勤務後に参画。広告・SEO・Webサイトといった多様な集客手法とCRM/SFA/MAに精通し、これまでマーケティングのコンサルタントとしてマーケティング戦略の策定から実行(サイト制作や広告運用、SEOなど)を経験。取締役CMOとして年間自社リード400件の体制構築やサービス戦略の策定などに従事。HubSpot導入・構築支援サービス責任者。
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