【2025年11月】HubSpot最新アップデート情報
- HubSpot
2025.12.04
2025.12.04
HubSpotでは、ユーザー体験の向上や業務効率化を目的とした多くの機能がベータ版として先行公開されています。
本記事では、2025年11月30日時点の「製品の最新情報(ベータ版)」をもとに、注目のアップデートや新機能をまとめてご紹介します。
実際の仕様や提供範囲は変更される場合がありますので、詳細は必ずご自身のHubSpotアカウントから最新情報をご確認ください。
こんな方におすすめ
- HubSpotの最新情報を知りたい方
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- ・HubSpotの最新機能の使い方がわからない
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- ・どうやって機能追加するかわからない
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目次
- 1 全てのHubとプラン
- 2 Marketing Hub
- 3 Sales Hub
- 4 Service Hub
- 5 Content Hub
- 6 Data Hub
- 7 Commerce Hub
- 8 AI関連
- 8.1 顧客対応エージェントの表現を指示
- 8.2 HubSpot connector for Gemini(Gemini用HubSpotコネクタ)
- 8.3 AIによる分析情報で影響力の大きいページにスコアを付ける
- 8.4 顧客対応エージェントをコールチャネルに割り当てる
- 8.5 セールスコーチアシスタント
- 8.6 会社調査エージェント
- 8.7 RFP(提案依頼書)エージェント
- 8.8 社内問い合わせアシスタント
- 8.9 Breezeナレッジ
- 8.10 Breezeスタジオ
- 8.11 導入支援エージェント
- 8.12 監査分析ツールアシスタント
- 8.13 顧客対応エージェントがさまざまなフロントオフィスコミュニケーションに対応(エージェント目標とリード見込み判定)
- 8.14 CRMスマート要約
- 9 すべてのHub・有料プランのみ
全てのHubとプラン
11月のアップデートでは、全てのHubとプランにおいて、HubSpotの操作性や分析、AI活用がさらに便利になりました。
これらの更新により、CRMデータの管理、レポート作成、Eメール配信、フォーム分析、ドキュメント管理など、日々の業務をより効率的かつ柔軟に行えるようになります。
Claudeでアクションを実行:CRMレコードの更新と[公開]エンゲージメント履歴へのアクセス
更新日:2025年11月21日
対象:全てのHubとプラン
※HubSpotのClaudeコネクターは、有料Anthropicサブスクリプション(Pro、Max、Team、Enterprise)に契約している全てのHubSpotユーザーが全てのエディションで利用できます。
※コネクターを使用するには以下が必要です。
・有効なHubSpotユーザーアカウント
・有料Claudeサブスクリプション(Pro、Max、Team、Enterprise)
更新内容:
▼パブリックベータ
Claudeのチャットウィンドウから直接、以下が可能になりました。
・新規CRMレコード(コンタクト、取引など)の作成
・既存レコードの更新
・アクティビティ(メモ、タスクなど)のログ記録
▼正式リリースで公開
Claudeを利用して、以下のエンゲージメント履歴を基に高度な分析を生成し、その分析結果を使ったアクションを実行できます。
・Eメール
・通話
・ミーティング
・タスク
・メモ
▼注記
・HubSpotアカウントでセンシティブデータが有効な場合、セキュリティ強化のため Claudeコネクターはエンゲージメントデータへアクセスできません。
・作成/更新アクションを使用すると、HubSpotの監査ログに「ユーザー」と「Claudeコネクター」の双方が実行者として記録されます。
・一度のリクエストで最大10件のレコードを一括作成/一括更新できます。
レポートとダッシュボードを一元管理
更新日:2025年11月19日
対象:全てのHubとプラン
更新内容:
以前は別ツールとして存在していた機能が統合され、HubSpot内でダッシュボードとレポートを一元管理するインターフェースになりました。
これにより、次のことが可能になります。
・すべてのダッシュボードとレポートを一か所で表示/整理
・よく使う項目を素早く検索・アクセス
・名前変更・共有・削除などを一括操作
ブランド設定されたEメールテンプレート
更新日:2025年11月19日
対象:全てのHubとプラン
更新内容:
HubSpot提供のデフォルトマーケティングEメールテンプレートに、自社のブランドガイドライン(ロゴ、色など)を適用できるようになりました。
これにより、Eメール作成・送信を簡単に開始できます。
HubSpot MCPサーバー(リモート)
更新日:2025年11月17日
対象:全てのHubとプラン(※新しいHubSpot開発者プラットフォームの使用時のみ)
更新内容:
HubSpot MCP(Model Context Protocol)サーバー(リモート)の公開ベータが利用可能になりました。
これにより、さまざまなツールや作業環境へHubSpot情報を取り込むことができます。
▼特徴
・ホスティングエンドポイント(mcp.hubspot.com)を用いて、任意の対応MCPクライアントを接続可能
・HubSpot情報を使ったカスタムワークフローや連携の構築が可能
・読み取り専用で以下のCRMオブジェクトにアクセス:
・コンタクト
・会社
・取引
・チケット
・請求書
・製品
・商談商品(ラインアイテム)
・注文
・カート
・サブスクリプション
・見積もり
・OAuthでHubSpotアカウントに接続し、ユーザーレベル/フィールドレベル権限がすべてのツール呼び出しに適用される安全設計
フォーム分析タブ
更新日:2025年11月13日
対象:全てのHubとプラン
更新内容:
フォームの[分析]タブに、新しいフォームレポートが追加されました。
以下ができるようになりました。
・これまで以上に柔軟な分析が可能
・AIによる洞察や推奨の生成
・カスタムダッシュボードへ保存可能
・[分析]タブからレポート編集/保存が可能
・[分析]タブをカスタムダッシュボードに置き換えることも可能
新しいGoogleドライブアプリ
更新日:2025年11月13日
対象:全てのHubとプラン
更新内容:
Googleドライブのファイルを特定のHubSpotレコードにリンクし、Breezeによる要約と分析をレコードページから直接生成できます。
以下ができるようになりました。
・GoogleドライブのファイルをHubSpotに直接取り込み
・CRMを離れずにドキュメントにアクセス
・コンタクト/会社/取引/チケットのレコードに添付可能
・ドキュメントインテリジェンスを活用可能
Restore Deleted Contacts by Workflow(ワークフローで削除された連絡先を復元する)
更新日:2025年11月10日
対象:全てのHubとプラン
更新内容:
ワークフローが削除したコンタクトだけを復元しやすくするため、削除済みコンタクトのフィルタリングに「ワークフローによる削除」が使えるようになりました。
柔軟なCRMビュー
更新日:2025年11月5日
対象:全てのHubとプラン
更新内容:
一覧ページの操作性が改善され、
・よりシンプル
・直感的
・効果的
になり、迅速なアクションと正確な意思決定が可能になります。
完全にカスタマイズ可能な一覧ページのクイックフィルター
更新日:2025年11月4日
対象:全てのHubとプラン
更新内容:
一覧ページのクイックフィルターを自由にカスタマイズ可能に。
以下ができるようになりました。
・任意のプロパティに基づいたカスタムクイックフィルターの追加
・不要なデフォルトフィルターの削除
・ワークフローや使い方に合わせたフィルター順序の並べ替え
会社レコード上のフォーム送信
更新日:2025年11月3日
対象:全てのHubとプラン
更新内容:
会社レコードのアクティビティタイムラインに、関連付けられたすべてのコンタクトによるフォーム送信が表示されるようになりました。
Marketing Hub
Marketing Hubでは、Eメール配信の精度向上や受信者管理、個人設定の柔軟化に関する更新が行われました。
ターゲティング精度を高めつつ、受信者の利便性を確保しながら、より効果的なEメールマーケティングが可能になります。
Eメールエンゲージメントのために最適化
更新日:2025年11月17日
対象:
Marketing Professional/Marketing Enterprise
更新内容:
機械学習を活用した柔軟なターゲティングにより、以下を実現できるようになりました。
・グレーメール除外ツールの代替となる高度な受信者選定
・成果とリーチのバランス最適化
・興味関心の高い読者へ確実にメールを届ける
・リアルタイム開封率予測とターゲティングの影響確認
Eメールの配信停止リンクを設定
更新日:2025年11月13日
対象:
Marketing Professional/Marketing Enterprise
更新内容:
設定可能な配信停止リンクにより、マーケティング担当者は配信停止の挙動を制御可能になりました。
例:
全コミュニケーションからの配信停止ではなく特定の配信カテゴリのみ停止させる設定が可能
APIを使用して個人設定ページのURLを生成
更新日:2025年11月4日
対象:
Marketing Starter/Marketing Professional/Marketing Enterprise
Marketing+ Professional/Marketing+ Enterprise
更新内容:
設定リンク生成エンドポイントを使用すると、HubSpot CRM内の任意のコンタクトについて、以下のページへのセキュアなURLを生成できます。
・個人設定管理ページ
・配信停止ページ
Sales Hub
Sales Hub Enterpriseでは、営業チームが取引先組織の意思決定者をより効率的に把握できる新機能「購入グループ」が登場しました。
これにより、案件管理や影響力の分析がより簡単かつ戦略的に行えるようになります。
購入グループの登場
更新日:2025年11月13日
対象:Sales Enterprise
更新内容:
6月にHubSpotファミリーに加わったOrgChartHubの新しいネイティブバージョンである「購入グループ」が登場しました。
購入グループを使用すると、HubSpotに強力な背景情報が取り込まれ、営業に関わるすべての意思決定者を、これまで以上に簡単に把握し、影響を与えることができます。
購入グループ機能により、営業チームは以下を実現できます:
・案件創出および販売先の主要な利害関係者を明確に図式化
・組織内の権限構造や関係性を可視化
Service Hub
Service Hub Professional/Enterpriseでは、サポート業務の効率化と柔軟な管理を実現する複数の新機能が登場しました。
アンケートデータの自動同期やチケット処理の自動化、ユーザー稼働状況に応じた担当者割り当てなど、サポートチームの業務フローをよりスマートに改善できます。
SurveyMonkeyアプリ:HubSpotアンケートにデータを同期
更新日:2025年11月24日
対象:Service Professional/Service Enterprise
更新内容:
SurveyMonkeyアプリで、アンケートデータをHubSpotネイティブの以下のオブジェクトとして自動同期できるようになりました。
・フィードバックアンケートオブジェクト
・アンケート回答オブジェクト
これにより、SurveyMonkeyのデータをBreeze、ワークフロー、レポート、セグメンテーションなどで活用できます。
今回の更新で、SurveyMonkeyとHubSpot間のアンケートデータ連携が強化され、次が可能になりました。
・Breezeに同期されたSurveyMonkeyの回答データを分析
・アンケート回答をHubSpotワークフローのトリガーに利用
・SurveyMonkeyのデータを使ってHubSpotレポートを作成
Support Macros(サポートマクロ)
更新日:2025年11月12日
対象:Service Enterprise
更新内容:
マクロは「返信ベースの自動化」の一種で、サポート担当者が1クリックで複数のサポート手順を実行できる機能です。
チケットへの返信時に、担当者は以下を同時に実行できます。
・顧客へメッセージを送信
・チケットステータスの更新
・チケット所有者の変更
・優先度の更新 など
これにより、従来は複数のクリックや手順が必要だった作業が1つのワークフローに統合され、チケット処理にかかる時間が大幅に短縮されます。
チケット担当者をユーザーの空き状況に応じて変更(ローテーション)
更新日:2025年11月12日
対象:Service Professional/Service Enterprise
更新内容:
既存の「担当者にローテーション」アクションが強化され、以下が可能になりました。
・シートを持つ個々のユーザーや、対象ユーザーが所属するチームを選択
・予備オプションで「顧客対応エージェント」または「コンタクト担当者」への割り当て
・稼働ステータス、勤務時間、不在など「ユーザーの稼働状況」に基づいた割り当て
・チケット対応量の制限を考慮(Enterpriseのみ)
・ラウンドロビン、負荷分散、ランダムによる割り当て方式
Help Desk: Custom Views Based on Contact and Company Object Properties(ヘルプデスク:コンタクト・会社プロパティに基づくカスタムビュー)
更新日:2025年11月5日
対象:Service Professional/Service Enterprise
更新内容:
ヘルプデスクで、コンタクトおよび会社プロパティに基づくカスタムビューを作成できるようになりました。
サポートチームは、チケットプロパティだけでなく、「顧客が誰か」に基づいて業務を整理することがあります。これまではチケットプロパティのみでビューを作成できたため、柔軟性が不足していました。
今回の更新により可能になること:
・VIPのコンタクトや会社のチケットへ素早くアクセス
・サポート担当者の体験をパーソナライズ
・チームの働き方に合ったビューを提供
ヘルプデスクでのチケットのスヌーズ
更新日:2025年11月4日
対象:Service Professional/Service Enterprise のシートユーザー
更新内容:
サポート担当者がチケットを「スヌーズ」して一時的にビューから非表示にし、あとで戻ることが可能になりました。
活用シーン:
・チケット急増への対応時
・1日の業務整理
・他チームの対応待ちの際
スヌーズにより、集中を維持しながら整理された状態を保てます。
Content Hub
11月は、Content Hubのみに該当するアップデートはありませんでした。
Data Hub
11月は、Data Hubのみに該当するアップデートはありませんでした。
Commerce Hub
11月は、Commerce Hubのみに該当するアップデートはありませんでした。
AI関連
AI機能の拡張においては、営業・マーケティング・サービス部門の効率化とパーソナライズ対応がさらに進化しました。
Breezeスタジオや顧客対応エージェント、各種AIアシスタントを活用することで、自然言語での指示、分析、提案作成、社内問い合わせ対応などを統合的に実行可能になり、業務の生産性向上と一貫した顧客体験の提供が実現できます。
顧客対応エージェントの表現を指示
更新日:2025年11月27日
対象:
※この機能は、HubSpotクレジットを消費します。
Professional Customer Platform/Enterprise Customer Platform
Content Hub Professional/Content Hub Enterprise
Marketing Hub Professional/Marketing Hub Enterprise
Data Hub Professional/Data Hub Enterprise
Sales Hub Professional/Sales Hub Enterprise
Service Hub Professional/Service Hub Enterprise
更新内容:
「表現」は、AIエージェントの文章トーンや応答スタイル、スクリプト応答を使用するタイミング、そして遵守すべきガードレールを定義します。
これまで、エージェントのトーンやスタイルは固定されていましたが、「表現」を使用すると自然言語で細かく指示でき、常に意図通りの応答が可能になります。
HubSpot connector for Gemini(Gemini用HubSpotコネクタ)
更新日:2025年11月25日
対象:
HubSpotの全プランで、Google Workspace(Business Standard, Business Plus, Enterprise)有料契約が必要
更新内容:
HubSpot connector for Geminiを利用すると、HubSpotの情報をGeminiに取り込み、洞察を得たりHubSpotに反映できるコンテンツを生成できます。
・マーケティング担当者は「リードステージのコンタクトリストを表示し、HubSpotに送信可能なフォローアップメモを作成」できます。
・営業担当者は「取引リストを表示し、HubSpotに送信可能なフォローアップメールを作成」できます。
AIによる分析情報で影響力の大きいページにスコアを付ける
更新日:2025年11月21日
対象:
Professional Customer Platform/Enterprise Customer Platform
Marketing Professional/Marketing Enterprise
Sales Professional/Sales Enterprise
Smart CRM Professional/Smart CRM Enterprise
更新内容:
リードスコアリングで、ウェブページごとの影響力を評価できるようになりました。分析情報は目標ステージ全体でカスタマイズ可能です。ページごとのURLパス、訪問した会社数と割合、影響度に基づく期待度レベルなどをもとにスコアリングできます。
顧客対応エージェントをコールチャネルに割り当てる
更新日:2025年11月17日
対象:
Service Professional/Service Enterprise
Sales Professional/Sales Enterprise
※この機能はクレジットを消費します。
更新内容:
顧客対応エージェントを電話チャネルに割り当てることで、AIによる音声Q&Aを提供し、担当者が介在せずに発信者の問題解決を支援できるようになりました。詳細はナレッジベース記事で確認できます。
セールスコーチアシスタント
更新日:2025年11月17日
対象:
Starter Customer Platform/Professional Customer Platform/Enterprise Customer Platform
更新内容:
通話内容に応じて営業担当者にパーソナライズされたコーチングを提供するAIアシスタントです。過去のセールスコールを分析し、建設的なフィードバックと具体的な次のステップを提案し、次回の顧客対応でパフォーマンス向上を支援します。
会社調査エージェント
更新日:2025年11月17日
対象:
Starter Customer Platform/Professional Customer Platform/Enterprise Customer Platform
※この機能ではまだクレジットは消費されません。
更新内容:
BreezeスタジオのAIエージェントで、特定企業向けの詳細な調査を実施します。
ウェブサイトの確認、Web検索、CRMレコードの過去情報を参照し、標準レポートとして提供。営業担当者は企業理解とターゲティング、メッセージ作成に活用できます。
RFP(提案依頼書)エージェント
更新日:2025年11月17日
対象:
Starter Customer Platform/Professional Customer Platform/Enterprise Customer Platform
※この機能ではまだクレジットは消費されません。
更新内容:
過去の回答とナレッジをもとにRFPを自動入力し、カスタム応答の必要箇所をフラグ付けして提案を加速します。
標準回答の自動入力や承認済みメッセージの取得により、購入検討者のニーズに沿った提案作成を効率化します。
社内問い合わせアシスタント
更新日:2025年11月17日
対象:
Starter Customer Platform/Professional Customer Platform/Enterprise Customer Platform
更新内容:
社内のよくある質問に対して、従業員が迅速に回答を得られるAIサポートエージェントです。
Slackやメール、口頭での問い合わせによる業務負荷を減らし、ナレッジのセルフサービス化を促進。IT、人事、オペレーション部門のリソースを効率化できます。
Breezeナレッジ
更新日:2025年11月17日
対象:
Starter Customer Platform/Professional Customer Platform/Enterprise Customer Platform
更新内容:
Breezeスタジオでエージェントに提供する追加の背景情報を定義できます。
取得可能な情報は以下の通りです。
・ファイル(PDF、.txtなど)
・CRMデータ(コンタクト、取引、会社情報)
・コンテンツ(ブログ、ランディングページ、ナレッジベース)
・レコーディング・文字起こし(HubSpot CRM上のミーティング記録)
Breezeスタジオ
更新日:2025年11月17日
対象:
Starter Customer Platform/Professional Customer Platform/Enterprise Customer Platform
更新内容:
HubSpotプラットフォームのAIハブで、既存AIエージェントの管理やカスタマイズ、カスタムAIアシスタント作成が可能です。主な構成要素は以下の通りです。
・ナレッジ保管場所:PDFやCRMレコードなど、依存する情報を整理・管理
・ツール:外部コンテンツの要約やCRM項目作成など、AIが実行可能な機能
・アシスタントエディター:アシスタントの理解内容や応答方法を定義
・エージェントエディター:エージェントの自律動作、ナレッジ利用、意思決定方法を制御
Breezeスタジオにより、AIをHubSpot全体でカスタマイズ可能な生産性ツールとして活用できます。
導入支援エージェント
更新日:2025年11月日
対象:
※この機能は、HubSpotクレジットを消費します。
Service Professional/Service Enterprise
更新内容:
営業プロセスやコンテキスト情報をもとにウェルカムEメールを作成し、プロジェクトオブジェクトの導入支援プランを自動生成します。
メール内ではCSMを紹介し、目標に触れつつ、ミーティングリンクも共有します。
監査分析ツールアシスタント
更新日:2025年11月12日
対象:
Enterprise Customer Platform
Marketing Hub Enterprise
Sales Hub Enterprise
Content Hub Enterprise
Service Hub Enterprise
Data Hub Enterprise
Smart CRM Enterprise
更新内容:
監査ログ内のユーザー行動パターンを検索・分析・理解する際に役立つカスタムAIアシスタントです。
顧客対応エージェントがさまざまなフロントオフィスコミュニケーションに対応(エージェント目標とリード見込み判定)
更新日:2025年11月5日
対象:
※この機能は、HubSpotクレジットを消費します。
Professional Customer Platform/Enterprise Customer Platform
Content Hub Professional/Content Hub Enterprise
Marketing Hub Professional/Marketing Hub Enterprise
Marketing+ Professional/Marketing+ Enterprise
Data Hub Professional/Data Hub Enterprise
Sales Hub Professional/Sales Hub Enterprise
Service Hub Professional/Service Hub Enterprise
更新内容:
顧客対応エージェントが大幅にアップグレードされ、プロスペクトの見込み判定、CRMへの追加、営業チームとのミーティング予約まで対応できるようになりました。
CRMスマート要約
更新日:2025年11月3日
対象:Professional Customer Platform/Enterprise Customer Platform
更新内容:
Breezeアシスタントがレコードページに表示され、スマート要約や状況に応じた質問の提案が可能になりました。アシスタントへの質問やプロンプトの保存、回答のカード化も可能です。
すべてのHub・有料プランのみ
エンタープライズ向けHubや有料プラン対象には、AIやフォーム管理、分析機能の拡張が進み、より安全で効率的な業務運用が可能になりました。
サンドボックスでのフォーム作成・テストや、カスタムダッシュボードへの分析タブ置き換え、AIエージェントのワークフロー実行などにより、マーケティング・営業・サービス業務の自動化と品質向上を支援します。
サンドボックスのサポートと新しいフォームエディター
更新日:2025年11月27日
対象:
Content Hub Enterprise
Marketing Hub Enterprise
HubSpot for Marketers Enterprise
Data Hub Enterprise
Sales Hub Enterprise
Service Hub Enterprise
更新内容:
HubSpotフォームがサンドボックスに完全対応し、新旧どちらのエディターでも利用可能になりました。これにより、マーケティング担当者は以下を実行できます。
・サンドボックス内で安全にフォームを作成、編集、テストする
・本番環境とサンドボックス間でフォーム、フィールド、設定を同期する
・本番のCRMデータに触れず、ワークフローや連携ロジックを検証する
・旧エディターから新エディターに安全に移行する
・データ分離とバージョン管理のもとで迅速にテスト可能
▼補足
旧フォームエディターは既存ポータルで引き続き利用可能ですが、2025年11月11日以降に作成された新ポータルでは使用できず、新しいエディターがデフォルトになります。
置き換え可能な分析タブ:ランディングページとウェブサイトページ
更新日:2025年11月22日
対象:
HubSpot Professional/HubSpot Enterprise
更新内容:
ランディングページ、ウェブページ、ソーシャルメディア、ブログ、ターゲットアカウントツールのデフォルト分析タブがカスタムダッシュボードに置き換えられました。
「エージェントを実行」ワークフローアクション
更新日:2025年11月19日
対象:
Professional Customer Platform/Enterprise Customer Platform
Marketing Hub Professional/Marketing Hub Enterprise
Data Hub Professional/Data Hub Enterprise
Sales Hub Professional/Sales Hub Enterprise
Service Hub Professional/Service Hub Enterprise
Smart CRM Professional/Smart CRM Enterprise
更新内容:
Workflowsアプリに「エージェントを実行」アクションが追加され、AI搭載エージェントをワークフローから直接トリガー可能になりました。
・実行するエージェントを指定
・エージェントが受け取る情報を設定
・出力をHubSpotのCRMや自動化ステップにフィードバック
これにより、レコード更新やフォローアップの自動化が可能になり、AI活用の効率が向上します。
一部のHub・プランのみ
一部特定のHubや有料プラン向けでは、サンドボックスから本番環境への選択的デプロイや、シーケンス解除の柔軟化など、より精密で効率的な運用をサポートする機能が追加されました。
運用リスクを抑えつつ、プロセスや自動化の管理をより細かくカスタマイズできるようになっています。
オブジェクト設定をサンドボックスから本番へ選択的にデプロイ
更新日:2025年11月15日
対象:Enterprise Customer Platform(新標準サンドボックスベータ登録者限定)
更新内容:
個々のオブジェクト設定を選択してサンドボックスから本番へデプロイ可能になりました。
Customizable Sequence Unenrollment Triggers(カスタマイズ可能なシーケンス登録解除トリガー)
更新日:2025年11月7日
対象:
Professional Customer Platform/Enterprise Customer Platform
Sales Hub Professional/Sales Hub Enterprise
Service Hub Professional/Service Hub Enterprise
更新内容:
シーケンスから自動で連絡先を解除する条件をカスタマイズ可能になりました。これにより、デフォルトの返信やミーティングトリガーをオフにして、より柔軟な解除設定が可能です。
この記事を監修した人
髙山博樹
ナウビレッジ株式会社 取締役CMO
兵庫県出身。東京工業大学 修了。上場企業で勤務後に参画。広告・SEO・Webサイトといった多様な集客手法とCRM/SFA/MAに精通し、これまでマーケティングのコンサルタントとしてマーケティング戦略の策定から実行(サイト制作や広告運用、SEOなど)を経験。取締役CMOとして年間自社リード250件の体制構築やサービス戦略の策定などに従事。HubSpot導入・構築支援サービス責任者。
HubSpotの運用にお困りではありませんか?
- ・HubSpotの最新機能の使い方がわからない
- ・どの機能が自社に必要かわからない
- ・どうやって機能追加するかわからない
HubSpotの運用については、ナウビレッジへお気軽にご相談下さい。
HubSpot運用支援のプロフェッショナルが、貴社の状況やニーズに応じて伴走型支援によるスムーズな定着を実現します。