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HubSpot(ハブスポット)とは?機能・最新料金プランを徹底解説

  • HubSpot
  • フライホイールモデル
  • CRM

2024.12.12

2026.07.15

監修者

ナウビレッジ株式会社 取締役CMO

髙山博樹

兵庫県出身。東京工業大学 修了。上場企業で勤務後に参画。広告・SEO・Webサイトといった多様な集客手法とCRM/SFA/MAに精通し、これまでマーケティングのコンサルタントとしてマーケティング戦略の策定から実行(サイト制作や広告運用、SEOなど)を経験。取締役CMOとして年間自社リード400件の体制構築やサービス戦略の策定などに従事。HubSpot導入・構築支援サービス責任者。

HubSpotは、マーケティング、営業、カスタマーサービス向けのソフトウェアを集約したクラウド型プラットフォームです。CRMがベースにあり、それぞれの領域から得た情報を集約し引き出すことができます。

導入社数は世界135ヶ国、29万9,000社を超え、その使い勝手の良さと豊富な機能で年々利用社数を増やしています。

今回は、そんなHubSpotの基本的な特徴や機能などを解説していきます。

▼この記事の要約
・HubSpotは、CRMを基盤にマーケティング、営業、カスタマーサポートなどの機能を統合したクラウドベースのプラットフォームである
・CRM機能を基盤とし、事業の成長や目的に合わせて必要な機能をもつ「Hub」製品として追加できる
・HubSpotは、部門間のデータの一元管理を実現し、社内の連携をスムーズにしてくれる
・無料プランから始められるため、コストを抑えてスモールスタートすることが可能である

この記事をおすすめする人

  • HubSpotの基本的な機能や特徴について知りたい方
  • 部門間連携を強化したい方
  • 自社に合ったCRMツールの導入を検討している方
  • 他社ツールからHubSpotへの移行を検討している方

目次

HubSpot(ハブスポット)とは

HubSpotの概要

HubSpot(ハブスポット)とは、クラウド型のCRM(顧客関係管理)を基盤として、マーケティング、営業、カスタマーサービス、ウェブサイト管理、データ管理などの製品・機能を統合するカスタマープラットフォームです。

顧客を惹きつけ、信頼関係を築き、顧客満足度を高めることで自社も成長していく「インバウンド」の思想の実践を支援するツールであり、世界135ヶ国、29万9,000社以上(2026年5月時点)への導入実績があります。

導入社数は年々増加しており、その人気の理由は下記の3つが挙げられます。

・無料から利用開始できる
・優れたUI
・豊富な機能

また、Gartner® Magic Quadrant™のB2B Marketing Automation Platformsレポートにおいて「Leader」の評価を4年連続で獲得しており、名実ともに世界で選ばれているツールです。
詳しくはこちら

インバウンドマーケティングを体現するための「フライホイールモデル」と「Loop Marketing」

HubSpot社は創業当初からインバウンド思想を提唱しています。
「インバウンド思想」とは、見込み顧客やユーザーとの関係性を長期間においてより良いものにすることを目指すという考え方です。

かつてはマーケティングから営業へと一方通行で顧客を流す「ファネル」というモデルが主流でした。
しかしHubSpot社は、インバウンド思想を現代の環境で体現するためのモデルとして、直線型からループ型へと進化した「フライホイールモデル」を採用しています。

フライホイールモデルは、下記の3つで構成されます。

  • Attract(惹きつける)
    価値のあるコンテンツや対話を通じて適切な相手の心をつかみ、頼りになるアドバイザーとして印象付けます。
  • Engage(信頼関係を築く)
    相手の課題や目標に合わせた情報やソリューションの提供によって、成約の可能性を高めます。
  • Delight(満足してもらう)
    製品やサービスを使って顧客が持てる力をさらに発揮できるように、必要な支援を行います。

この3つの要素を連動させて回転させることが、インバウンド思想を成功させる秘訣です。

そして、フライホイールを実際の企業活動に落とし込むための具体的なアプローチとして「Loop Marketing」という手法も提唱しています。

Loop Marketingは、マーケティング、営業、カスタマーサポートの各部門でデータを共有し、顧客を中心に据えてこの好循環を回し続ける仕組みです。
この好循環を構築できる点が、HubSpot最大の魅力です。

HubSpotの主な製品と機能

HubSpotは無料のCRMを核として、用途に合わせた複数の「Hub」と呼ばれるツールを組み合わせて使用できるオールインワンのプラットフォームです。

「フリーミアム」モデルを採用しているため、基本的な機能は無料で利用を始められます。その後、事業の成長やフェーズの変化に伴ってより高度な機能や追加ツールが必要になったタイミングで、有料プランへ移行することが可能です。
このような柔軟性を備えているため、段階的に機能を拡張しやすく、無理のない効率的なプラットフォーム運営を実現できます。

HubSpotの主要な機能(Hub)には、以下の7つがあります。

①HubSpot Smart CRM(顧客関係管理)
HubSpotのプラットフォーム全体を支える基盤となるシステムであり、基本的なCRM機能を無料で利用できます。
顧客の氏名や連絡先といった基本情報はもちろん、Webサイトの閲覧履歴、フォームの送信、メールの開封状況、過去の問い合わせ内容まで、あらゆる接点での情報を一元管理します。
蓄積されたデータは、営業部門の商談進捗の追跡にとどまりません。マーケティング部門での精度の高いターゲティングや、カスタマーサクセス部門での的確な顧客サポート、さらには制作部門における顧客属性に応じたパーソナライズされたWebコンテンツの配信など、全社で活用できます。部門の垣根を越えて顧客情報をリアルタイムに共有し、シームレスな連携を生み出すことができます。
関連記事:HubSpot Smart CRM

②Marketing Hubマーケティングオートメーション
見込み顧客の獲得(リードジェネレーション)や育成(ナーチャリング)を支援するツールです。
メールキャンペーンの実施、リードのスコアリング、ランディングページの作成、ソーシャルメディア管理など、マーケティング活動を後押しする機能が揃っています。
関連記事:Marketing Hub

③Sales Hub(セールス支援
営業チームがプロセスを効率的に管理するためのツールです。
効果的なメールテンプレートの活用、商談のスケジューリング、取引の進捗状況の追跡、営業活動の分析などを通じて、営業活動全体をサポートします。
関連記事:Sales Hub

④Service Hub(カスタマーサービス)
顧客サポートの質を向上させるためのツールです。
問い合わせを管理するチケットシステム、リアルタイムに対応できるライブチャット、ナレッジベース(よくある質問)の構築、顧客からのフィードバック収集など、顧客満足度を高める多彩な機能が含まれています。
関連記事:Service Hub

⑤Content Hub(コンテンツ管理システム)
Webサイトやブログの運用・管理を直感的に行えるシステムです。
専門的な知識がなくてもデザインのカスタマイズが可能で、SEO対策やコンテンツの最適化といった、集客に欠かせない機能を備えています。
関連記事:Content Hub

⑥Data Hub(データ管理・自動化)
HubSpotに蓄積された顧客データの高度な管理や、複雑な業務プロセスの自動化を実現するツールです。
外部のさまざまなアプリやシステムと双方向でリアルタイムにデータを同期し、社内の情報分断を防ぎます。さらに、データの表記ゆれ修正や重複の削除といった品質管理も自動で行えるため、常にクリーンで正確なデータをもとにマーケティングや営業活動を展開できるようになります。
関連記事:Data Hub(旧 Operations Hub)

⑦Revenue Hub(決済機能)
商談のフェーズから、見積もりの作成、請求書の発行、そしてオンライン支払いまでの一連の決済プロセスを効率化するプラットフォームです。近年増加しているサブスクリプション型の契約管理にも対応しています。
関連記事:Revenue Hub (旧 Commerce Hub)

それぞれ詳細に説明します。

HubSpotの主な機能と利用イメージ

HubSpot Smart CRM(顧客関係管理/CRM)

HubSpot Smart CRMは、無料プランと有料プランが提供されています。
顧客の氏名、会社名や部署、メールアドレスといった見込み顧客(リード)の詳細な情報やWebサイト訪問やフォーム送信、メールの開封といった履歴情報、取引の内容、商談のステータスといった進捗情報を蓄積・管理することができます。

また、HubSpot はCRMを基盤として「Hub」と呼ばれるツールを組み合わせて使用できるオールインワンなツールでもあります。
自社の事業やニーズに合わせて最適なプランを選択し、用途に応じて部分的に機能を強化することができます。

さらに、1,500種類以上のサービスとAPI連携が可能であり、データ登録から機能のカスタマイズまで直感的な操作ができるため、IT専門家でなくても簡単に使うことができます。

総じて、無料で使用できることも加えて考えると、導入のハードルは低いと言えるでしょう。

関連記事:
HubSpot Smart CRMとは?できること・料金・無料版の使い方を解説【2026】

Marketing Hub(MA・マーケティングオートメーション)

マーケティング活動を自動化、最適化するために利用します。リードを惹きつける「インバウンドマーケティング」に効果的なツールです。

◆主な機能

・メルマガ配信
・広告の最適化
・SNS管理
・CTA管理
・SEO管理
・マーケティング業務の自動化
・マーケティングアナリティクス

マーケティング活動をサポートし、効果を最大化させるための機能が備わっているため、これからインバウンドマーケティングに注力していきたいという方にオススメの製品です。

関連記事:
HubSpot Marketing Hubとは?特徴・機能・料金・メリットデメリットまで徹底解説

Sales Hub(SFA/セールス支援)

営業活動における抜け漏れをなくし、適切なタイミングでターゲットにアプローチするための自動化・効率化を実現するツールです。
進捗やタスクの管理だけでなく、顧客属性にあわせて最適化されたメールの自動配信や、効果の見込めるEメールをテンプレート化し、社内で共有するなどの機能を持っています。

◆主な機能

・営業進捗管理
・予実管理
・ミーティング設定
・見積作成
・セールスアナリティクス

これまで営業活動を十分に管理できていない方や普段の業務の効率化を考えている方にオススメできる製品です。

関連記事:
HubSpot Sales Hubとは?機能・料金・できることを解説【2026】

Content Hub(CMS/コンテンツ・マネジメント・システム)

コンテントハブではなく、コンテンツハブといいます。
Content Hubは、Webサイト/ランディングページやブログといったコンテンツの制作・管理機能がまとまっているハブとなります。この機能を通して、一人ひとりの顧客に最適なコンテンツを届けることができます。

◆主な機能

・Webサイト構築
・ブログ制作、運営
・検索順位を上げるためのSEO機能
・AIを活用したコンテンツ生成
・分析機能

CMSとして利用できるだけでなく、コンテンツ制作をサポートする機能も豊富に備わっているため、これまで以上に幅広く効率的にコンテンツを作ることが可能になります。

関連記事:
HubSpot Content Hubとは?CMS機能・料金・導入効果を解説【2026】

Service Hub(カスタマーサービス支援)

Service Hubは、顧客満足度の向上を目的とした顧客対応への支援ツールです。
カスタマーサポート、カスタマーサクセスといった役割を担う機能が備わっており、顧客の悩みや問題に対してスピーディー且つ効率的に対応することができます。

◆主な機能

・カスタマーポータル
・チケット
・ナレッジベース
・チャットボット
・顧客満足度アンケート

関連記事:
顧客満足度の向上に効果的!HubSpotのService Hubとは?機能や導入効果を解説

Data Hub[旧Operations Hub](データ管理・自動化)

Data Hub(旧 Operations Hub)はHubSpotを活用した業務の効率化やビジネスプロセスの自動化を実装することができます。部門間の連携の重要性が高まっている場合や利用しているITツールが増加している際に重宝するハブとなります。

◆主な機能

・アプリのリアルタイム・両方向のデータ同期
・データ品質管理オートメーション
・プロセスの自動化
・データセット

関連記事:
HubSpot Data Hub(旧 Operations Hub)とは?機能紹介や導入による効果を解説

Revenue Hub[旧 Commerce Hub](コマース支援)

Revenue Hubは、請求書発行・見積管理・オンライン決済・サブスクリプション契約・収益レポートといった決済関連業務を、HubSpot Smart CRMと連携して行えるプラットフォームです。

見積や売上情報はHubSpot Smart CRM内に記録されるため、記録されたデータをマーケティングや営業活動にも活用することができます。

◆主な機能

・見積書、請求書発行
・支払いリンク
・サブスクリプション管理
・決済処理

関連記事:
HubSpot Revenue Hubとは?機能や特徴、料金プラン、導入による効果まで徹底解説

HubSpotが選ばれる理由

世界135ヶ国以上、29万9,000社を超える企業に導入される理由は主に下記の3つです。

1つのCRMでマーケ・営業・カスタマーサクセスまでを管理できる

HubSpotはツールをまたぐことなく、マーケティングから営業、カスタマーサービス、コンテンツ、オペレーションを管理することができます。
これらすべての機能はCRMと紐づいているため、データの一貫性が保たれ、部門間のスムーズな連携を実現します。
ツールごとのログイン作業はなく、1つの管理画面からアクセスすることができます。

CRMをベースに自社の成長に合わせて機能を追加できる

無料のCRM機能をベースにして、事業の拡大とともに機能を追加していくことができます。
事業の方向性や課題などをHubSpotで補うことが可能となります。

関連記事:
HubSpot無料版でできること一覧|有料版との違いと注意点【2026】

優れたUI/UXと日本語カスタマーサポート

HubSpotのインターフェースは直感的に操作ができるように設計されており、ITツールに精通しているユーザーでなくても簡単に扱うことができます。

そのため、導入後の定着率が非常に高く、利用しやすいとの声が非常に多いことが特徴として挙げられます。

また、HubSpotは日本語で専任のカスタマーサポートチームによる品質の高いサポートを受けることができます。

【比較】HubSpotと他社ツールの違い

HubSpotとよく比較される代表的なツールとの違いをご紹介します。
「自社にはどのツールが合っているのか分からない」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

各ツールの特徴とおすすめの企業

それぞれのツールには得意とする領域があります。
自社の課題や目的に合わせて選定することが大切です。
各ツールの特徴と、どのような企業に向いているかを比較表にまとめました。

提供会社ツール名主な特徴導入が向いている企業導入に向けた判断基準
HubSpot Japan株式会社HubSpot
※CRM
※MA
※SFA
※CMS
※コマース
※CS
・CRMを基盤とし、マーケティングから営業、カスタマーサポートまで全社のデータを一元管理できる
・シンプルなUI/UX
・直感的な操作性
・インバウンドマーケティングに注力したい企業

・段階的に機能を拡張していきたい企業

・部門間のデータ共有をスムーズにしたい企業
無料プランから小さく始め、事業の成長に合わせて必要な機能を追加していく柔軟な運用を求めている場合に最適です
株式会社セールスフォース・ドットコムAccount Engagement
(旧Pardot)
※MA
・Salesforceとシームレスに連携できる
・BtoB向けの高度なリード育成(ナーチャリング)を得意とするMAツール
・すでにSalesforce(Sales Cloud)を導入している企業

・マーケティングと営業の連携をさらに強化したい企業
Salesforceの導入が前提となるケースが多いため、既存のシステム環境との相性を確認する必要があります
Sales Cloud
※CRM/SFA
・世界トップシェアのSFA/CRM・自社の業務要件に合わせて柔軟にフルカスタマイズできる拡張性の高さをもつ・独自の複雑な営業プロセスを持っている企業

・細かな業務要件に合わせてシステムを一から構築したい企業
カスタマイズの自由度が高い分、導入時の設計や開発にコストと時間がかかる傾向があります
Adobe Inc.Marketo Engage
(マルケト)
※MA
・カスタマイズ性が非常に高い
・顧客の行動に合わせた複雑なシナリオ設計やリードのスコアリングが可能
・複数の外部システムと柔軟に連携させたい企業

・独自のマーケティング施策を細かく作り込みたい企業
自由度が高く高度な運用ができる反面、設定や運用に専任の担当者や専門知識が求められます

以下、併せて読むことでHubSpotと他社ツールとの違いを把握しやすいです。参考にしてみてください。

関連記事:
【2026年最新】おすすめのMAツール7選|特徴・機能・メリット・注意点を解説

自社に最適なツールを選ぶための3つのポイント

ツール選びで迷った際は、以下の3つのポイントを整理して判断を進めることをおすすめします。

  1. 解決したい課題は何か
    マーケティング部門のリード獲得を強化したいのか、営業部門のプロセスを可視化したいのか、あるいは全社のデータ連携を優先したいのか、一番の目的を明確にします
  2. 運用体制は整っているか
    多機能なツールを導入しても、使いこなせなければ成果にはつながりません。直感的に操作できるツールが良いか、専門知識を持った専任担当者を配置できるかで選択肢が変わります
  3. スモールスタートが可能か
    最初から大規模なシステムを構築するのではなく、小さく始めて効果を検証しながら拡張していけるかどうかも、リスクを抑える上で重要な指標です

ツールの選定に迷われている場合は、ぜひナウビレッジの無料相談をご利用ください。
各ツールの特性を熟知した専門担当者が、貴社の課題に合わせた最適なシステム環境をご提案いたします。

HubSpotの導入をおすすめできる企業

ここまでの機能やメリット、デメリットを踏まえて、HubSpotを導入するべき企業の特徴を列挙します。

CRMを試して見たい、段階的な拡張を求めている企業

これまでCRMを利用したことがない方は、HubSpotの無料版から利用してみることを推奨します。
もちろん有料版と比較すると制限される機能も多くなりますが、お試し利用としては無料版でまったく問題ありません。
また、事業の成長や状況の変化に応じて、特定の機能を有料化し、強化していくことも可能です。

関連記事:
HubSpot無料版でできること一覧|有料版との違いと注意点【2026】

マーケティングやセールスなどの部門間をシームレスにつなげたい企業

HubSpotは、上記で説明したようにCRMをベースとして、マーケティングやセールス領域の機能が備わっています。
そのため、各部門で得た情報をCRMで共有することができ、部門間での情報を一元管理することができます。
マーケとセールス、セールスとカスタマーサポートそれぞれで異なるデータベースを利用している際は、情報の共有が手間なだけでなく、情報が異なるケースもしばしば発生し、顧客満足度が下がることもありますよね。
最高品質のサービス、体験を届けることがビジネスの成長につながるかと思いますので、課題感をお持ちの方はぜひ利用してみてください。

インバウンドマーケティングを強化したい企業

価値ある情報や顧客が求める体験を提供し、顧客自らが興味関心を持ち、サービス・商品にアプローチしてくれる。そんな体制を構築するための機能が豊富に備わっています。

HubSpotを利用することで、顧客の関心やニーズを把握し、パーソナライズされたコンテンツを作成し、適切なタイミングで届けることができるようになります。

既存のCRMを上手く活用できていない企業

世界トップの評価を受けるHubSpotであれば貴社のCRMとして利用いただけるかもしれません。
実際に有名なCRMなどからHubSpotに移管して良かったという声は非常に多く聞きます。
ただ、既存CRMを活用できていない理由については、しっかり言語化しておく必要があります。
また、HubSpotの特徴を把握して自社とマッチするかしっかり検討したうえで意思決定をする必要もあります。
上手く活用できないことの言語化、HubSpotが自社にマッチするかについては、お気軽にご相談下さい。

HubSpot無料版から有料版へアップグレードすべきタイミング

無料プランでも基本的なデータ蓄積は可能ですが、実際の業務運用を進める中で以下のような要望が生じた場合は、有料プランへの移行を検討するタイミングです。

  • 定型業務の手作業を減らしたいとき
    特定の条件を満たした顧客へのステップメールの自動配信や、フォーム送信時の担当者への自動タスク割り当てなど、業務プロセスを自動化したい場合
    ※「ワークフロー機能」は有料プラン(Professional以上)から利用可能
  • より詳細なデータ分析やダッシュボードが必要になったとき
    複数の製品(Hub)をまたいだ高度なカスタムレポートの作成や、役職・部門ごとに最適化された複数の分析ダッシュボードを構築したい場合
  • 組織の拡大に伴いセキュリティや権限を強化したいとき
    チームや担当者の役割に応じて、閲覧・編集できる顧客データやWebページの編集権限を細かく制限・コントロールする必要が出てきた場合

関連記事:
HubSpot無料版でできること一覧|有料版との違いと注意点【2026】

HubSpotの料金

HubSpotの導入を検討されている方向けに、各製品の利用料金を下記にまとめました。

製品無料StarterProfessionalEnterprise
Marketing Hub¥0/月¥1,800/月~¥96,000/月
3シート含む
¥432,000/月
5シート含む
Content Hub¥0/月¥1,800/月~¥54,000/月
3シート含む
¥180,000/月
5シート含む
Sales Hub¥0/月¥1,800/月~¥10,800/月¥18,000/月
Service Hub¥0/月¥1,800/月~¥10,800/月¥18,000/月
Data Hub¥0/月¥1,800/月~¥86,400/月¥240,000/月
Revenue Hub¥0/月¥11,400/月¥16,800/月
Customer Platform¥0/月¥1,800/月~¥140,400/月
5シート含む
¥516,000/月
7シート含む
出典:HubSpot 組み合わせて購入

無料版のCRMでは、各製品の無料で利用できる機能すべてを利用することができます。

また、HubSpotにはプラン以外に料金を決定する変数が2つあります。
1つは利用人数です。シートという名称で編集できるユーザーを表しています。
もう1つはMarketing Hubにおけるマーケティングコンタクトの数です。マーケティングコンタクトはマーケティング活動に利用するリストというイメージを持っていただければと思います。

関連記事:
HubSpot無料版でできること一覧|有料版との違いと注意点【2026】
HubSpot料金プラン完全ガイド|全Hub・無料版の違いを比較【2026】

料金体系について下記の動画でも解説しています。

ナウビレッジYouTube公式チャンネルはこちら

HubSpot導入を成功に導くステップ

HubSpotの機能を最大限に引き出し、自社の事業成長へと繋げるための具体的な手順を解説します。

目標設定と戦略の立案

まずはツールの導入自体を目的にせず、自社の経営課題から逆算した定量的・定性的なゴールを明確にします。
その上で、既存のコンテンツや保有リードの棚卸しを行い、「誰に」「どのタイミングで」「どのようなコンテンツを届けて次のアクションを促すか」という、顧客体験のシナリオ(戦略)を設計します。

シナリオに基づくHubSpotのシステム構築

立案した戦略に合わせて、HubSpot内の設定や環境構築を行います。
顧客管理に必要なカスタムプロパティ(入力項目)の作成、各種フォームやメールテンプレートの準備、さらに施策を自動稼働させるためのワークフロー(自動化プロセス)の実装などがこれに該当します。

ータの検証と運用の継続的な改善

システム稼働後は、CRMに蓄積されるデータを定期的に分析します。
メールの開封率やWebサイトのコンバージョン率、商談化率などのダッシュボードを確認し、目標数値との乖離がある場合は、コンテンツのブラッシュアップや営業アプローチのタイミング変更といった改善施策のPDCAサイクルを回し続けます。

HubSpot導入の注意点

カスタマイズ性

HubSpotが提供しているサービスは英語がベースとなっており、一部日本語訳に不自然さを感じる部分があります。海外製ツールを利用したことのない方にとっては若干ハードルとして感じられるかもしれません。
ただ、近年は日本語コンテンツも増えてきており、より一層使いやすい環境になることが期待できます。

無料プランには限界がある

HubSpotには、複数の有料プランが存在しており、上位プランになるにつれて機能が充実します。
無料プランでも基本的な機能は利用できますが、利用できる機能には限界があります。例えば、業務の自動化を行うワークフローや項目のカスタマイズなどは無料プランでは利用できません。

高度な拡張性を求める場合は検討が必要

HubSpotは、誰もが利用しやすいように設計されているため、機能がある程度標準化されています。
そして、多くのビジネスモデルや規模には対応できる仕様になっていますが、複雑性が増す場合にはカスタマイズが効かず不便に感じる部分もあるかもしれません。

企業の課題やニーズによって必要な機能が異なるため、導入前に要件を満たすことができるか十分に検討しましょう。

HubSpotの認定パートナーと導入・活用を進める

HubSpotの導入には認定パートナーの活用を推奨します。認定パートナーはHubSpotの機能や特徴を理解しており、導入~運用を成功に導いてくれる役割を担います。

トップクラスの認定パートナーであるナウビレッジでは、HubSpotの機能理解と様々なビジネスの業務理解を通して、お客様のビジネスに適した導入と運用サポートを行っています。

参考:
HubSpot認定パートナー(代理店)おすすめ10選|失敗しない選び方【2026】

HubSpot導入検討時のよくある質問(FAQ)

記事をお読みいただいた皆様からよく寄せられる、HubSpot導入やデータ移行に関する疑問や不安にお答えします。
導入前の懸念を解消し、スムーズな運用に向けた参考にしてください。

Q.現場のITリテラシーに不安があります。専門知識がなくても使いこなせるでしょうか?

A.ご安心ください。
HubSpotは数あるCRMツールのなかでも、直感的な操作性(UI/UX)に非常に優れている点が特徴です。マニュアルに頼りきりにならなくても、画面を見るだけで直感的に次の操作がわかりやすいため、ITツールに不慣れな営業やマーケティングの現場担当者様でもスムーズに定着しやすい設計になっています。

ただ導入するだけでなく、現場の方々が迷わず日々の業務で活用できるよう、ナウビレッジでは独自の運用ルールの策定や操作トレーニングなどの伴走支援も行っております。

Q.現在、Excelや他社CRMで顧客管理をしています。HubSpotへの移行は難しいですか?

A.適切な手順を踏めば、データ移行は決して難しくありません。
HubSpotには既存の顧客データをCSVファイルなどで一括インポートする機能が備わっています。また、Salesforceなどの主要な他社ツールからは、標準機能を利用してスムーズに連携やデータ移行を行うことも可能です。
ただし、移行のタイミングでデータ項目(プロパティ)の整理や名寄せを正確に行わないと、その後の運用に支障をきたす場合があります。データ移行に少しでも不安を感じる場合は、初期構築の実績が豊富なナウビレッジへお気軽にご相談ください。

Q.無料版と有料版の違いは何ですか?最初から有料版を選ぶべきでしょうか?

A.まずは無料版からスタートし、自社の成長や課題に合わせて有料版へアップグレードすることをおすすめします。無料版でも基本的なCRM機能やEメール配信、フォーム作成などは十分にご利用いただけます。
一方で、マーケティングの高度な自動化(ワークフロー機能)や、複数部門での複雑な権限管理、より詳細な分析レポートなどが必要になったタイミングで有料版(Starter、Professional、Enterprise)へ切り替えるのが一般的です。現在の自社の課題に対してどのプランが最適か迷われた際は、弊社の無料相談にて状況をお伺いし、最適なプランをご提案いたします。

Q.導入から実際に運用を開始するまで、どのくらいの期間を見込めばよいですか?

A.企業の規模や要件、移行するデータの量によって変動しますが、一般的な目安としては1ヶ月半から3ヶ月程度です。
目標設定と要件定義から始まり、各機能の初期設定、既存データの移行、そして現場への操作レクチャーを経て本稼働に至ります。
導入後、短期間で成果を上げるためには最初のシナリオ設計が極めて重要です。
ナウビレッジでは、お客様の課題解決に向けた最短ルートのロードマップを作成し、無駄のないスムーズな導入をサポートいたします。

Q.自社の業界や事業規模(BtoB・BtoC)に適合するか不安です。

A.HubSpotは業界や事業モデルを問わず、幅広く活用できるプラットフォームです。
BtoBにおける長期間にわたる複雑な商談管理はもちろん、BtoCでの大量の顧客データに基づいたパーソナライズされたメール配信など、それぞれの目的に合わせた柔軟な構築が可能です。

事業の成長フェーズに合わせて必要な機能を追加できるため、まずは現在の経営課題に最も直結する領域から導入を始めることができます。

Q.自社で導入を進めるのと、パートナー企業に依頼する違いは何ですか?

A.自社のみで導入を進める場合、コストを一時的に抑えられるメリットがあります。
しかし、設定項目が多くて初期段階でつまずいたり、現場に定着せず結局以前の管理方法に戻ってしまったりするケースも少なくありません。
ナウビレッジの導入支援サービスをご利用いただくことで、お客様の経営課題に直結した戦略的なシステム設計が可能になります。設定作業の代行にとどまらず、マーケティング戦略の立案から営業プロセスの効率化、現場への定着まで伴走しながら成果創出をサポートいたします。

CRMを活用した事業成長を実現するために

今回はHubSpotについて概要をお伝えしてきました。
自社のビジネスで活用するイメージはつきましたでしょうか。

CRMの選定は事業成長において重要な意思決定です。自社の事業が伸ばしていきたい方向性や課題感を整理して、慎重に選択しましょう。

HubSpotについてより詳しい情報を知りたいという方はお気軽にご相談くださいませ。

この記事を監修した人

髙山博樹

ナウビレッジ株式会社 取締役CMO

兵庫県出身。東京工業大学 修了。上場企業で勤務後に参画。広告・SEO・Webサイトといった多様な集客手法とCRM/SFA/MAに精通し、これまでマーケティングのコンサルタントとしてマーケティング戦略の策定から実行(サイト制作や広告運用、SEOなど)を経験。取締役CMOとして年間自社リード400件の体制構築やサービス戦略の策定などに従事。HubSpot導入・構築支援サービス責任者。